Xperia 1 IVの現時点で判明しているスペック・価格・発売日リーク情報まとめ

ソニーモバイルの次期フラッグシップXperia、Xperia 1 IV。

毎回のことですが、様々な噂や推測が飛び交う一方で、信頼性の高いリーク情報は限定的という印象です。

ただ、的中率ほぼ100%のリーカーから外観のレンダリング画像がリークされるなど、かなり具体的な情報が出始めているのも事実。

というわけで今回は交錯する情報を一度整理する意味でも、これまでにリークされているXperia 1 IVに関する比較的信頼性の高い情報について一旦まとめてみます。

Xperia 1 IVのスペックについて

Onleaks氏からレンダリング画像リーク時に一緒に出てきた情報によると、Xperia 1 IVのサイズは64.7 x 70.8 x 8.3mmでカメラ部分を入れた厚みは9.5mmにとなるとされています。

よって、サイズに関してはXperia 1 IIIからほとんど変化なしとみてよいでしょう。

また、画像を見る限り指紋センサーは側面に継続搭載。

一時期噂に上った画面内指紋センサーの搭載は今回もないようです。

そして3.5mmイヤフォンジャックの搭載も確実です。

なお、このレンダリング画像を見る限りXperia 1 IVのデザインはXperia 1 IIIからマイナーチェンジ。ベゼル幅に変化はないようでおそらくディスプレイサイズも据え置きでしょう。

ただ、全体的に丸みのなくなったシャープなデザインとなるようです。

搭載チップはSnapdragon 8 Gen1+の可能性も?

Xperia 1 IVに搭載のチップセットについてはクアルコムのSnapdragon 8 Gen1が既定路線。

ただ、一部では同モデルに搭載されるチップセットのコード名がSnapdragon 8 Gen1を表す「Taro」ではなく「Waipio」であるという情報も。

ソース:ESATO

この「Waipio」が何であるのかは不明ですが、TSMC製のSnapdragon 8 Gen1+のものであるという推測も出てきています。

タイミング的にXperia 1 IVにSnapdragon 8 Gen1+搭載というのは個人的には可能性は低いと思いますが、こればっかりは公式スペック発表までは何とも言えません。
(一部ではSD8 Gen1+はXperia 5 IVで搭載という噂も)

4月15日追記:

先日、Xperia 1 IVのものと思われるベンチマークスコアがGeekbench上で発見
クロックスピードやスコアなどから判断するに、同モデルに搭載されるチップセットはSnapdrgon 8 Gen1で間違いなさそう。よって残念ながらTSMCの「+」が採用という可能性はほぼゼロになったということになります。

カメラスペックは48MPセンサー x 3、望遠カメラ x 2で大幅アップグレード

Xperia 1 IVのカメラスペックは詳細部分に関してはいくつかの矛盾するリーク情報があるのでが、ほぼ共通しているのがXperia 1シリーズとしては初めて48MPセンサーを搭載する、という点。

そして以下はこれまでで一番詳細かつ最も信頼性が高そうなカメラスペック:

  • 標準・広角カメラ:ネイティブベイヤー、4,800万画素、1/1.28インチ、1.22μm
  • 超広角カメラ:4,800万画素、センサーサイズ:1/2.43インチ、0.7μ、クアッドベイヤー(1,200万画素相当での出力可能)
  • 望遠カメラ 1:4,800万画素、1/2.43インチ、0.7μm、クアッドベイヤー(1,200万画素相当での出力可能)
  • 望遠カメラ 2:潜望鏡レンズ、画素数不明、センサーサイズは1/2インチ

なお、メインカメラセンサーはiPhone 14 Pro/Pro Maxに搭載されるものと同一になるとも言われています。

また、超広角と望遠カメラ1の48MPセンサーは共通という情報もあります。

一方、仮にXperia 1 IVが標準+超広角+2x望遠カメラという構成になると、リーク済みの画像で見る限り、ToFセンサーを置くスペースがなさそう。
よって、今回のXperia 1 IVではToFセンサーは廃止、という可能性が高そうです。

ディスプレイはLTPO、可変リフレッシュレート搭載か

Xperia 1 IVに搭載されるディスプレイはXperiaとしては初のLTPO(低温多結晶シリコン)と言われており、もしそうであれば必然的に可変式リフレッシュレートにも対応すると言われています。

また、信頼性の低い情報ではありますが、同モデルでは解像度についてもマニュアルで2K+やFHD+に変更できるようになるともいわれています。

なお、このXperia 1 IVのメモリやストレージに関する信頼性の高い情報はまだありませんが、基本的には前モデルと同じ12GB RAM+256GB/512GBになる可能性が高そうです。

また、既定路線ではありますが、FCC認証通過情報からこのXperia 1 IVもワイヤレス充電には対応となります。

バッテリー容量についてはまだ信頼性の高い情報はなく、サイズからして一時噂されていた5000mAhの容量は無理では?という指摘もあります。

充電周りは進化ナシ、30Wで据え置きの見込み

FCC認証を通過したXperia 1 IVの資料によると、同モデルの公式対応の充電器は前モデルと共有の「XQZ-UC1」となる模様。

よって、充電速度についてもXperia 1 IIIから据え置きの最大30W充電という事になりそうです。

4月27日追記:

中国の認証機関TENAA通過資料と思われる情報から、このXperia 1 IVの最大充電速度は前モデルから3Wアップ、33Wとなることが判明しました。

Xperia 1 IVの発売時期

Xperia 1 IVのリリース時期については以前、過去モデルと比べるとかなり遅れるという噂もありました。

実際、昨年のこの時期にはすでにXperia 1 IIIの発表予告が出されており、実際の発表は4/13でした。一方、今回のXperia 1 IVの発表に関しては予告すらもまだされていません。

リリース順については一部では昨年のXperia 1 III同様に中国本土でのリリースが先行といった噂も。

ただ、先日にはFelica対応の国内向けモデルと思われるXperia 1 IVがFCC認証を通過しており、このタイミングかあするとXperia 1 IVの発表時期はXperia 1 IIIよりも2~3週間遅れという可能性が高そう。

なお、ESATOユーザーからの情報によると、このFCC認証を通過したモデルはドコモ版のXperia 1 IVとのことで、となるとau版やソフトバンク版は認証未通過ということに。
よって、これら2キャリアのXperia 1 IVに関してはドコモ版とは若干リリース時期にずれが出る可能性もありそうです。

Xperia 1 IVの価格

先日Weibo上では中国本土でのXperia 1 IVの価格とされる情報がリークされていました。

これによると、同国でのXperia 1 IVの価格はXperia 1 IIIより6%前後高いということに。

一方、他のソースからの情報によると、Xperia 1 IVはカメラ仕様の大幅なアップグレードや世界的なチップ価格・製造コストの上昇から2割程度アップするという噂も。

為替レートの変動などにも影響されるので、ここ1年で円安が進んだ日本では価格面では不利に働きそうなので、価格調整が可能な国内キャリア版でもやはり1~2割の価格アップは避けられないような気がします。

現時点で比較的信頼性が高い情報はこんなところですが、また新情報が入り次第、記事は更新します。

なお、ここで紹介した情報は、私が個人的に信頼性が高いと判断しているだけで、正式な発表までは100%確実と言えるものは一つもありません
よって、情報の信ぴょう性についてはご自身で判断するようにお願いいたします。

Xperia 1 IV国内版の取り扱いについて

Xperia 1 IVについてはすでにFCC認証をFelica対応の国内向けモデルが2つ通過しています。

このことから、国内で少なくとも2キャリアが同モデルを取り扱うことは確実で、過去のパターンからするとドコモとauからのリリースはほぼ確定といって良いと思います。

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コメント

  1. 「帰ってきてズルトラマン」 より:

    このサイズのディスプレイサイズはもう何年続いてるでしょうか?いい加減飽きたしワンパターンというか芸がないというか…それとも今や自動車造りに忙しくてスマホどころではないとか?

    • 通りすがり より:

      このディスプレイサイズが大多数にとって好評だから変える必要がないのでは?
      不満持ってる人あまり見たことないし。
      この形が好きでXperiaを買い続けてるんで、性能とカラーリング以外は大幅に変えてほしくないな。