ソニーモバイルの2022年新型Xperiaフラッグシップ、Xperia 1 IV。
同モデルのものと思われるベンチマークスコアがGeekbench上で初めて発見されました。
今回発見されたのはXQ-CT54という型番でAndroid 12を搭載。
「taro」はSnapdragon 8 Gen1のコード名であることが判明しており、ベンチマークスコアも同チップセットの性能としては平均的です。
また、搭載メモリは12GB RAMとなっています。
2022年XperiaについてはすでにXQ-CT72とXQ-CQ72という2つのモデルがECC認証を取得しており、今回の「XQ-CT54」はXQ-CT72のヨーロッパ版ということに。
そしてタイミングからしてXperia 1 IVのものとみて間違いないと思います。
ちなみに今回のベンチマークスコアはスクリーンショットだけでなく、Geekbench上で直接確認できるもので、内容的にも怪しい点は見つからずおそらく「本物」です。
ただ、クロックスピードを見る限り、チップセットはレギュラーのSnapdragon 8 Gen1でスコア的にも一部で噂のあったSnapdragon 8 Gen1+が搭載という可能性はほぼゼロになったと言ってよさそうです。(Snapdragon 8 Gen1+のマルチコアスコアは4000ポイント前後になると言われています)
Xperia 1 IVはeSIM対応へ?
ちなみに過去のXperiaの型番規則に沿って解釈すると、今回の型番の下2桁目の「5」はヨーロッパなどで展開されるグローバル版モデルで表していることを示していると思われます。
一方、下一桁目ですが、過去のXperiaでは「1」がシングルSIM、「2」がデュアルSIM、そして「4」はeSIM対応モデルを表している可能性が高そう。
このXQ-CTXXについては以前、米国版と思われるXQ-CT64の存在も報じられており、こちらも下一桁目が「4」。
そして以前、下一桁目が「4」となるXperiaはeSIM対応となる可能性が高い、とお伝えしました。
つまり、今回のXperia 1 IVでは少なくとも欧州版と米国版の両方がeSIM対応になる可能性が高い、ということになります。
ドコモ版・au版 Xperia 1 IVもeSIM対応の可能性?
先日、Galaxy S22シリーズのドコモ版スペックシートから、ドコモ版が春夏モデルとしてeSIM対応モデルを展開する可能性があるという件についてお伝えしました。
また、国内キャリア向けのハイエンドXperiaは2つの同一機種がFCCを通過しており、これらがドコモ版とau版であることは間違いなさそう。
今回、米国版と欧州版で同モデルのeSIM対応が濃厚になった今、ひょっとすると今回のXperia 1 IVではキャリア版もデュアルSIM版が展開、という可能性もありそうですね。
ソース:Geekbench
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