
モトローラの新型スマートフォン「Moto G86 Power 5G」の全貌が、AndroidHeadlineの独占リークによって明らかになりました。大型バッテリーを搭載し、タフな設計を誇るこのモデルは、4色のカラーバリエーションで登場する予定です。
4つの個性的なカラーバリエーション
今回リークされた情報によれば、「Moto G86 Power 5G」は、以下の4色で展開される見込みです。
- Chrysanthemum(クリサンセマム):淡いレッド系
- Cosmic Sky(コズミックスカイ):ラベンダー系
- Golden Cypress(ゴールデンサイプレス):オリーブグリーン系
- Spellbound(スペルバウンド):ブルーとグレーを組み合わせたカラー




それぞれに個性があり、製品写真では前面と背面の両方が確認できます。特に、Spellboundは他のカラーとは異なり、背面にエコレザー素材を採用している可能性があるとのこと。Cosmic Skyも布地風のテクスチャが見られ、モトローラが素材選びにもこだわったことがうかがえます。
デザインは「Moto G86」と共通、ただし厚みと重さに違い
デザイン面では、Moto G86 Power 5GはベースモデルのMoto G86とほぼ同じ外観を持つようです。フラットなディスプレイとフレーム、ほぼ平らなバックパネルを採用。カメラアイランドは左上に配置され、バックパネルと一体感のある仕上がりになっています。
本体右側には電源ボタンと音量ボタンを搭載。上部には「Dolby Atmos」のロゴも確認できます。前面のパンチホールカメラは小さめで、ベゼルも比較的細めですが、完全な均一幅ではないようです。
なお、バッテリー容量が大きくなった影響で、通常版よりも若干厚みが増しているとみられています。
スペックはほぼMoto G86と共通
スペックに関しては、基本的にMoto G86とほぼ同一になる見込みです。
- ディスプレイ:6.67インチ pOLED、リフレッシュレート120Hz、解像度2712×1220ピクセル、Corning Gorilla Glass 7i搭載
- OS:Android 15(2回のOSアップデート保証、4年間の隔月アップデート)
- プロセッサ:MediaTek Dimensity 7300
- メモリ:8GBまたは12GB
- ストレージ:128GBまたは256GB(拡張可能)
カメラ構成も魅力的です。背面には、50MP(f/1.88、Sony LYTIA 600センサー、OIS対応)のメインカメラと、8MP(マクロ、f/2.2)のサブカメラを搭載。前面には32MP(f/2.2)のセルフィーカメラが備わります。
パワーモデルならではの超大容量バッテリーと耐久性
Moto G86 Power 5G最大の特徴は、なんと6,720mAhもの大容量バッテリーを搭載している点です。このため本体重量は198gと、通常版(185g)よりも重くなっています。本体サイズは161.21×74.74×8.65mm。
耐久性にもこだわり、IP68/IP69およびMIL-STD-810Hの認証を取得。防水防塵だけでなく、一定の落下耐性も確保されています。
充電は33WのTurboPowerに対応。ただしワイヤレス充電には対応していません。さらに、Dolby Atmos対応のデュアルステレオスピーカーやBluetooth 5.4にも対応。販売地域によっては、シングルSIM版とデュアルSIM版が用意される予定です。
タフさと個性を兼ね備えたMoto G86 Power 5Gに注目
大型バッテリー、高耐久仕様、そして個性的なカラーバリエーション。Moto G86 Power 5Gは、長時間の使用を求めるユーザーはもちろん、タフさとデザイン性を両立したスマートフォンを探している方にも注目の1台となりそうです。
正式発表が待ち遠しいですね。