折りたたみ機構が復活、新たな快適性を実現
ソニーの新型ワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM6」の詳細が、正式発表を前に大量にリークされました。
今回は、デザイン、カラーバリエーション、スペック、さらには発表日までが明らかになっています。


特に注目したいのは、従来モデル「WH-1000XM5」では廃止されていた折りたたみ機構が復活した点です。これにより、持ち運びがより便利になりそうです。また、ヘッドバンドやイヤーパッドも若干厚みが増し、装着時の快適性が向上しているようです。

デザイン・カラー・ケースも刷新
今回のリークは、FCC認証を通じて一部情報が明らかになっていたものを大幅に上回る内容で、製品の実機画像が多数公開されています。これにより、WH-1000XM6の外観がほぼ完全に判明しました。


新たに採用されたケースは、従来のジッパー式からマグネット開閉式に変更され、よりスマートな使い心地が期待できます。
カラーバリエーションは、ブラック、プラチナシルバー、ブルーの3色展開となり、それぞれ専用カラーのケースが付属する予定です。

なお、ヘッドバンドの厚みが増しているほか、イヤーパッドもわずかにボリュームアップしている可能性が指摘されています。
進化したノイズキャンセリング機能
ソニーといえば、世界トップクラスのアクティブノイズキャンセリング(ANC)性能で知られていますが、WH-1000XM6ではさらにそのレベルが引き上げられる見込みです。

新たに搭載される「QN3チップ」は、従来を上回る高精度なHDノイズキャンセリングを実現するとされています。加えて、ノイズキャンセリング用マイクも9基から12基へ増加。これにより、雑音の遮断性能が大幅に向上することが期待されています。

発表は5月15日、価格も判明間近
ソニーオーストラリアは、5月16日午前2時(オーストラリア時間)に新型ヘッドホンの発表を予告しており、これは日本時間では5月15日午前9時に相当します。
正式発表では価格も明らかになるとみられていますが、現時点では米国で**449.99ドル(約7万円前後)**と噂されています。これは前モデルよりも50ドル高い設定です。
バッテリー持続時間や対応機能も充実
バッテリーは前モデルと同様の4.56Wh仕様で、最大30時間の連続再生が可能です。また、3分間の急速充電で約3時間の再生ができる点も変わりません。
さらに、次のような最新機能に対応しています。
- 360 Reality Audio(ヘッドトラッキング対応)
- 360 Upmix(映画向けサウンド強化)
- AAC、SBC、LDAC、LC3コーデック対応
- ゲーミング向けEQモード
- パーソナライズド空間オーディオ
- 風切り音低減機能
- マルチポイント接続対応
内部には、ソニー独自の「V2プロセッサー」(MediaTek MT2833チップ)が搭載され、快適な接続性と高音質を支えています。
新たな進化を遂げたWH-1000XM6に期待
デザイン、機能性、快適性すべてにおいてブラッシュアップされたWH-1000XM6。
特に、持ち運びのしやすさを復活させた折りたたみ機構や、進化したノイズキャンセリング性能は、多くのユーザーにとって大きな魅力となりそうです。
5月15日の正式発表を心待ちにしたいところです。
ソース:WALKMAN BLOG