
ソニーがついに、次世代ノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM6」の発表日を公式に明らかにしました。前モデルから実に3年、ファン待望の最新モデルがいよいよ登場します。
発表はYouTubeライブ配信で
今回、最初に発表日を告知したのはソニーオーストラリア。Instagramに投稿されたティザー動画によって、米国太平洋標準時間の5月16日午前9時(日本時間5月15日正午)に正式発表されることが判明しました。その後、YouTubeでも発表会のライブ配信リンクが公開され、誰でもリアルタイムで視聴できるようになっています。
これにより、WH-1000XM6は5月15日に世界中に向けて正式にお披露目されることになります。
最新スペックも判明、注目は新型チップ
発表日決定に先立ち、米Amazonに一時掲載された商品情報により、WH-1000XM6の主要スペックも明らかになっています。
最大の注目ポイントは、ノイズキャンセリング用に新たに開発された「QN3」プロセッサの搭載です。これは、前モデルWH-1000XM5に搭載されていた「QN1」チップと比べて7倍の処理能力を誇るとされており、さらに強力なノイズキャンセリング性能とスマートな音声処理を実現します。
そのほか、以下のような特徴が確認されています。
- ノイズキャンセリング機能:12マイクを搭載し、マルチノイズセンサーと自動最適化機能に対応
- バッテリー:最大30時間駆動、3分の急速充電で3時間使用可能
- オーディオ性能:30mmドライバー、ハイレゾ対応、DSEE Extreme、LDACサポート
- その他機能:パーソナライズド空間オーディオ、風雑音低減、マルチポイント接続、Bluetooth 5.3対応
- デザイン:折りたたみ式で調整可能な密閉型デザイン、カラーバリエーションはブラック、プラチナシルバー、ミッドナイトブルー
新デザインと待望の防水対応も?
さらに、The Walkman Blogによるリーク情報では、WH-1000XM6の実機画像も公開されました。それによると、イヤーカップの形状が新たに設計され、ヒンジ部分はより厚く、ヘッドバンドも幅広になっている模様です。これにより、装着感と耐久性が大幅に向上していることが期待されます。
また、長年ユーザーから要望の多かった防水性能が、ついに搭載される可能性があるという情報も。これが事実であれば、従来モデルにはなかった大きな進化といえるでしょう。
Xperia 1 VIIに続く大型発表ラッシュ
今回のWH-1000XM6の発表は、ソニーが最新フラッグシップスマホ「Xperia 1 VII」をリリースした直後に行われます。5月はソニーにとって、モバイルとオーディオの両分野で新たな一歩を踏み出す重要な月となりそうです。
発表当日には、YouTubeでのライブ配信を通じてすべての詳細が明らかになる予定です。ノイズキャンセリングヘッドホンの新たなスタンダードとなるのか、今後の展開に注目です。