先日、EECの認証通過情報より、2022年版の未発表Xperiaの型番が2つ発見された、という件についてお伝えしました。
Xperia 1 IV、5 IV、あるいは10 IVのいずれかの中国・アジア版になると思われるこの2モデルですが、ほぼ時を同じくして発見されていたのが米国向けモデルの型番「XQ-CT64」。
(下二桁目の「6」は米国版を表しています)
見落としていたのですが、この型番に次世代XperiaのSIM仕様一部のユーザーにとっては重要なヒントが隠されていことが分かりました。(教えてくれたNさん、感謝です!)
Xperia型番の最後の「4」はeSIM仕様を表している可能性大
まず、Xperiaの現在の型番規則を簡単に説明すると、最後の数字(下一桁目)はSIM仕様を表しており、「1」だとシングルSIM、「2」だとデュアルSIMということが判明しています。
(例:国内版Xperia 1 IIIはデュアルSIM対応で型番はXQ-BC42)
一方、少し前に国内でリリースされたSIMフリーのXperia 10 III Liteの型番はXQ-BT44で、同モデルはXperiaとしては初のeSIM対応モデルとしてちょっとした注目を集めました。
一方、これまでのパターンで、このXperia 10 III Liteが普通のデュアルSIMであれば型番はXQ-BT42となるはず。
つまりXperiaの型番の下一桁目の「4」はeSIM対応であることを表している可能性が極めて高い、ということになります。
ちなみに今年の米国版Xperiaの型番は:
Xperia 1 III: XQ-BC62
Xperia 5 III: XQ-BQ62
Xperia Pro-I: XQ-BE62
となっており、いずれも物理デュアルSIM対応です。
そしてこの型番法則が正しいと仮定すると、先の米国向け次世代Xperia「XQ-CT64」もeSIM対応のモデルとなる、ということに。
もちろん、この「4=eSIM対応」が完全に見当違いである可能性も。
また、仮に「4」がeSIM対応を表しているものであったとしても、これはあくまで米国版での話であって、国内向けモデルでも同じ仕様になるとは限りません。
(実際、同時期に発見されたアジア・中国版の型番はXQ-CT72で従来のデュアルSIM仕様となることが確実です)
さらに、2022年にリリースされる他機種でも同様にeSIM対応となるとも限りません。
ただ、今年Xperiaが初めてeSIM対応モデルを出したという事実を考えると、eSIMが普及している国・地域では、2022年版のSIMフリーモデル全体がeSIM対応モデルとなる、という可能性としては十分にあるのではないかと思われます。
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