本日、ドコモ版のGalaxy S22 SC-51CおよびGalaxy S22 Ultra SC-52Cの価格が発表されました。
Galaxy S22 SC-51C:122,012円(5G WELCOME割 -5,500円の価格)
Galaxy S22 Ultra SC-52C:183,744円
ネット上の反応を見ていると予想していたよりも高い、という印象を受けている方も多いようで、そのため予約をキャンセルする・したという報告もちらほら。
確かに昨年のドコモのGalaxy S21/S21 Ulraと比べるかなりの価格アップです。
Galaxy S21 5G SC-51B:99,792円
Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B:151,272円
一方、S21シリーズが発売された約1年前と現在では為替レートが大きく変動、円安に動いており「輸入品」であるGalaxyスマホもその影響を受けるのは当たりまえです。
ただ、Galaxyスマートフォンは基本的に中国やベトナムでの生産が中心と言われているので、ドル円レートを基準にするのは適切ではない可能性も。
というわけで、複数の主要通貨に対する日本円の為替レートを指数化した「円インデックス(円指数)」を見てみると。
つまりは、複数の主要通貨に対する、日本円の為替レート(相場)を指数化したものをいいます
記事執筆時点で円指数は1年前の91.79→79.79に低下。つまり、円の価値はこの1年で世界の主要通貨に対して13%程度低下した、ということに。
そしてこの13%を基準にGalaxy S21/S22 Ultraのドコモ版価格を現在の為替レートで計算すると:
99,792円x1.13=112,764円
151,272円x1.13=170,937円
Galaxy S22はS21よりも1万円弱、S22 UltraはS21 Ultraよりも1万3000程度高くなっています。
ちなみに海外のほとんどの国・地域ではGalaxy S22シリーズの価格は基本的にS21シリーズから据え置き。
つまり、Galaxy S22/S22 Ultraは為替レートの影響を排除した場合でも、日本だけで値上げされている、ということに。
キャリアは昨年の格安プラン提供開始以降、通信サービスでの利益率が低下しているのはほぼ確実と言われており、おそらくドコモのahamo(アハモ)もそれは同じ。
今後は通信サービスで得られなくなった収益を端末価格で埋め合わせる、という流れなのかもしれませんね。
また、この流れからすると、Xperia 1 IVやAQUOS R7といった同キャリアが2022年春モデルとして取り扱うであろう機種についても同じような価格変化になりそう。
スペックが前モデルから大幅にダウングレードデモされない限りは2割前後の価格アップは避けられない情勢のようですね。
ソース:docomo
おすすめのGalaxy関連情報:
コメント