ソニーモバイルの次期Xperiaフラッグシップ、Xperia 1 IV。
これまでのパターンからしてドコモとauの春夏モデルとしてリリースされることは既定路線で、すでに国内向けモデルがFCC認証を通過したことも確認されています。
一方、このXperia 1 IVはカメラが大幅にアップグレードされると言われており、それに世界的な半導体不足やサプライチェーン問題、さらに為替変動なども伴って、前モデルのXperia 1 IIIからかなり価格が上がるとも言われています。
一方、中国版では価格アップは数パーセントにとどまるといった情報もあり、国や地域によって大きくばらつきが出そうな雰囲気でもあります。
というわけで今回は海外での価格は少し置いておいて、過去のこのXperia 1シリーズのキャリア版価格推移から今回のXperia 1 IVの価格「レンジ」を予想してみます。
ドコモ、au版のXperia 1 IVの価格は?
以下はXperia XZ3~Xperia 1 IIIのドコモ・au版それぞれの一括価格とその変化を一覧にしたもの
docomo | 変化 | |
Xperia XZ3 | ¥98,496 | |
Xperia 1 | ¥103,032 | +4.61% |
Xperia 1 II | ¥123,552 | + 19.92% |
Xperia 1 III | ¥154,440 | + 25.00% |
au | 変化 | |
Xperia XZ3 | ¥99,360 | |
Xperia 1 | ¥112,320 | + 13.04% |
Xperia 1 II | ¥133,600 | + 18.95% |
Xperia 1 III | ¥178,600 | + 33.68% |
Xperia 1 II→Xperia 1 IIIでドコモ版は約25%、au版は34%近く価格が上昇しています。
つまり、もしこれらのキャリアが昨年のXperia 1 II→1 IIIの時と同じような比率で価格を上げるとすると:
ドコモ版 Xperia 1 IV:193,050円
au版 Xperia 1 IV:238,752円
また、価格変化の幅が比較的小さかったXperia 1→1 II程度だとしても:
ドコモ版 Xperia 1 IV:185,204円
au版 Xperia 1 IV:212,444円
ということになり、au版が過去のXperiaと同じような強気の価格設定でくるのであれば、20万円超えとなる可能性はかなり高そう。
また、かなり控えめに推測しても18万円超えとなるのは避けられない状況、といった感じではないでしょうか。
なお、蛇足になりますが、最近発表されたドコモとau版のGalaxy S22およびGalaxy S22 Ultraですが、ドコモ版の価格は未発表ですが、au版はS22が12万5030円、S22 Ultraが17万8820円。
auは昨年、S21 Ultraを取り扱っていないので、こちらは比較できませんが、S21は11万8540円でした。
つまり、S22の前モデルからの価格上昇率は5%程度と意外と小さいという印象。
ただ、S22は海外のほとんどで価格据え置きとなっているモデルなので、5%は昨年からの為替レート変動分、とも言えるのかもしれませんね。
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