
VivoがVシリーズの最上位モデルとして「Vivo V70 Elite」を発表しました。同社はミドルレンジモデルと位置付けていますが、搭載スペックを見る限り、その実力はフラッグシップ級といって差し支えない内容です。価格と性能のバランスで注目を集めそうな一台となっています。
Snapdragon 8s Gen 3搭載、実質ハイエンド級の性能
心臓部にはQualcommのSnapdragon 8s Gen 3を採用しています。最上位の8 Gen 3には一歩譲るものの、一般的なミドルレンジ向けチップを大きく上回る処理性能を備えています。

メモリは最大12GBのLPDDR5X、ストレージは最大512GBのUFS 4.1に対応。いずれも最新世代規格で、上位フラッグシップモデルと同等クラスの構成です。日常利用はもちろん、高負荷なゲームやマルチタスクでも余裕のある動作が期待できます。
最大5,000ニトをうたう高輝度ディスプレイ
ディスプレイは6.59インチのAMOLEDパネルを搭載し、解像度はFHD+、リフレッシュレートは最大120Hzの可変式です。ピーク輝度は最大5,000ニトとアピールされています。

実使用環境で常時この輝度が出るわけではないとみられますが、屋外での視認性向上には大きく貢献しそうです。指紋認証には超音波式センサーを採用し、濡れた指でも認識しやすい点も特徴です。フロントカメラは32MPとなっています。
デュアルOIS対応の50MPカメラ構成
背面にはトリプルカメラを搭載しています。メインカメラはSony LYT-700Vセンサーを採用した50MP仕様で、1/1.56インチセンサーにF1.88レンズ、光学式手ブレ補正を備えます。

さらに、50MPの望遠カメラも搭載。Sony IMX882センサーを採用し、3倍光学ズームに対応しています。こちらもOISを搭載しており、ズーム撮影時でもブレを抑えた撮影が可能です。
一方、超広角カメラは8MPとやや控えめな仕様ですが、標準域と望遠域に力を入れた構成といえます。
6,500mAhバッテリーとIP69対応の堅牢性
バッテリー容量は6,500mAhと大容量で、シリコンカーボン技術を採用しています。90Wの有線急速充電に対応し、短時間での充電が可能です。高温・低温環境下での耐久性向上もアピールされています。
防塵防水性能はIP68およびIP69に対応。水没や高圧水流にも耐える設計で、アウトドアや悪天候下でも安心して使用できます。
4回のOSアップデートと6年間のセキュリティ更新
ソフトウェアはAndroid 16ベースのOriginOS 6を搭載。Vivoは4回のOSアップデートと6年間のセキュリティパッチ提供を約束しています。長期サポートという点でも、フラッグシップに匹敵する体制を整えています。
価格と発売時期
価格は8GB+256GBモデルが₹51,999、12GB+512GBモデルが₹61,999です。ユーロ換算ではおよそ480ユーロ前後からとなります。カラーバリエーションはブラック、レッド、サンドベージュの3色です。
インドでは2月26日より販売開始予定で、他地域への展開については現時点で明らかにされていません。
ミドルレンジの枠を超えた性能と長期サポートを兼ね備えた「Vivo V70 Elite」は、価格重視ながら妥協したくないユーザーにとって有力な選択肢となりそうです。市場での評価に注目が集まります。

