Dimensity 9000をクロックアップした「Plus」アップグレード版が存在

Mediatekの最新フラッグシップ向けチップセット、Dimensity 9000。

Snapdragon 8 Gen1のライバルチップとしてリリースされ、コア構成は両者同じながらベンチマーク上の性能はSnapdragon 8 Gen1よりも上。
さらに発熱も少なく、電力効率も良いと言われています。

そんな中、このDimensity 9000をアップグレードした別バージョンが存在するという新情報がでてきました。

有名リーカー、Digital Chat Station氏がWeibo上に投稿していたもので、これによるとDimensity 9000のプライマリコア、Cortex-X2を現在の3.05GHzから3.25GHzにクロックアップしたバージョンが存在する、とのこと。

一方、今回の情報からは残りの7つのコアがクロックアップされるの、それとも異なるコアが搭載されるのかなどは不明です。

一方のクアルコムは製造元をサムスンからTSMCに切り替えたSnapdragon 8 Gen1+を5月に発表すると言われていますが、このチップセットは発熱対策などがメインと言われており、どの程度処理性能がアップするのかは不明。

現在のレギュラー版Snapdragon 8 Gen1+に搭載されているCoretex 2のクロックスピードは3GHzでDimensity 9000よりも少し低め。

また、パフォーマンスコアの最大クロックスピードもDimensityより低めに設定されています。

いずれにせよ、Dimensity 9000+ vs Snapdragon 8 Gen1+のハイエンド向けチップセット対決第2段、ということで、なかなか面白いことになりそうです。

ソース:Weibo

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