
インド市場でスマートフォン価格の上昇が続く中、韓国の大手メーカーであるSamsungが、再び一部モデルの価格を引き上げる可能性が浮上しました。対象となるのは主力のGalaxy AシリーズやF/Mシリーズで、値上げ幅はモデルによって異なります。
わずか1か月で2度目の値上げの可能性
サムスンは2026年1月上旬、ディスプレイやカメラ、メモリといった主要部品のコスト上昇を理由に、AシリーズやF/Mシリーズに加え、折りたたみモデルなどの価格改定を実施しました。
そして今回、新たに入った情報によると、同社は再び価格を引き上げる準備を進めているといいます。実施されれば、わずか1か月程度の間に2度目の値上げとなります。
値上げ幅は約850円〜約4,250円
値上げ幅は1モデルあたり500インドルピーから2,500インドルピーとされており、日本円に換算すると約850円〜約4,250円となります(1インドルピー=約1.7円換算)。
具体的には、エントリー寄りのA07 LTEやA06の一部モデルが約850円前後の上昇、A17の上位構成モデルでは最大約4,250円の値上げになる可能性があります。また、M/F17シリーズや、A36〜A56シリーズの一部大容量モデルでも約1,700円〜約3,400円程度の引き上げが見込まれています。
なお、A17の一部モデルはトラベルアダプター非同梱仕様とされており、付属品構成にも注意が必要です。
オフライン市場向けだがオンラインにも波及か
今回の値上げは、まず実店舗などのオフライン市場向けに実施される見通しとされています。ただし、これまでの流れを踏まえると、オンライン市場にも同様の価格改定が波及する可能性は高いとみられます。
正式発表の時期については数日以内とも伝えられていますが、2月25日に開催予定の「Galaxy Unpacked」イベント前後のどのタイミングになるかは現時点では不透明です。
日本市場への影響はあるのか
今回の動きはインド市場向けのものですが、部品価格の高騰は世界的な傾向でもあります。今後、他地域にも価格改定の波が広がる可能性は否定できません。
日本国内では、ミッドレンジのGalaxyとして今春にGalaxy A57の投入が確定しています。ただし、2年前に発売されたA55と比べると、為替や部材コストの影響もあり、価格はかなり上昇する可能性が高いとみられています。インドでの連続値上げの動きは、日本市場での価格設定を占ううえでも無関係とは言えないでしょう。
世界的なインフレや部品価格の高止まりが続くなか、ミッドレンジモデルであっても価格上昇は避けられない状況になりつつあります。今後の正式発表と各国市場への波及に注目が集まりそうです。

