ソニー「WF-1000XM6」の新リーク情報 DSEE Ultimate対応の可能性も

ソニーの完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM6」に関する新たな情報が明らかになりました。前モデル「WF-1000XM5」の発売からすでに2年以上が経過しており、次期モデルの登場が近いのではないかと注目を集めています。


FCC登録で存在確認、カナダでも認証通過

今月初め、WF-1000XM6が米国の通信規制当局FCC(連邦通信委員会)のデータベースに登録され、正式発表が近い可能性が浮上しました。さらにカナダでも認証を取得しており、グローバル発売の準備が進んでいるとみられます。
FCCの資料には詳細な仕様は記載されていませんが、一部の技術文書から、前モデルよりも強化されたチップセットが搭載されていることが判明しました。


新チップ採用で「DSEE Ultimate」に対応か

オーディオ情報サイト「The Walkman Blog」によると、WF-1000XM6にはMediaTek製の「MT2855」チップが採用される見込みです。これはAiroha AB1595の派生モデルで、AI処理機能を統合した新世代チップとされています。

この新チップにより、ソニーの高音質化技術「DSEE Ultimate」に初めて対応する可能性が高いとのことです。DSEE Ultimateは、圧縮音源をハイレゾ相当の音質にリアルタイムでアップスケーリングするソニーの最上位アルゴリズムで、これまでウォークマンや一部のヘッドホンにのみ搭載されていました。


バッテリー駆動時間や発売時期は不明

一方で、DSEE Ultimateの同時使用時にはイコライザー機能との併用によってバッテリー持ちが若干短くなる可能性も指摘されています。発売時期については依然として明らかになっていませんが、複数の認証機関での登録状況を踏まえると、正式発表はそう遠くないと見られます。

ソニーは今年すでにオーバーイヤー型の「WH-1000XM6」を投入しており、同シリーズの完全ワイヤレス版となるWF-1000XM6の登場にも期待が高まります。オーディオファンにとって、年内最大の注目機種のひとつになりそうです。

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