
Nothingが11月29日、公式コミュニティで「Nothing Phone (3a)」および「Nothing Phone (3a) Pro」に向けて、Android 16ベースとなる安定版「Nothing OS 4.0」の提供開始を正式発表しました。
対象外のPhone (3a) Liteについては、当初の案内どおり来年初頭の配信予定となっています。
配信は数週間以内に完了予定
今回のアップデートは、ビルド番号「Nothing OS B4.0-251118-1551」として提供されており、段階的なロールアウトが行われています。Nothingによると、全ユーザーへの配信完了までは1〜2週間ほどかかる見込みです。
同時に、Phone (2a) シリーズ向けにも同バージョンの提供開始がアナウンスされています。初日の段階では大きな不具合報告は出ていないようです。
追加された主要新機能:AIダッシュボードやアプリ非表示など
Nothing OS 4.0では多数の新機能が追加されており、特にAI関連の機能強化が目立ちます。
● 新機能一覧
- AI使用状況ダッシュボード
Essential Space使用時にAIモデルの利用状況を記録し、プライバシーの透明性を向上。
(設定 > Intelligence toolkit > AI usage) - アプリの非表示機能
ホーム画面やアプリドロワーから直接アプリを隠せるように。非表示アプリは
「App drawer > Hidden icons」で確認可能。 - 検索スコープの管理
アプリドロワー内の検索で、範囲を限定して結果を表示可能。 - ウィジェットの拡張
天気、歩数計、スクリーンタイムなどでサイズオプションが増加。 - Quick Settings の2×2サイズ対応
- ポップアップビューの改良:2つのフローティングアイコンを同時に扱えるように。
- アプリ最適化:起動速度向上のための最適化オプションを追加。
(設定 > アプリ > アプリ最適化)
Essential関連の進化:Flip to Record強化や“Playground”公開
Nothing独自のEssential関連機能も大幅に進化しています。
- Flip to Record の強化
録画中に写真撮影やメモ追加ができ、すべてEssential Spaceにまとめて保存可能。
※Google PlayでのEssential Space最新版への更新が必要(段階的配信) - Playground(アルファ版)公開
コミュニティ制作のEssential Apps、カメラプリセット、EQプロファイルなどを体験可能。 - Essential Apps(アルファ版)配信
クリエイティブと効率性を兼ね備えたAI活用アプリ群を提供。
UI・デザイン面の改善
- Nothing純正アプリアイコンを一新
- ステータスバーアイコンのデザイン刷新
- ロック画面に新しい時計スタイルを2種類追加
- 画面全体をより暗くできる“Extra dark mode”追加
(設定 > ディスプレイ > ダークテーマ > Extra dark mode) - アニメーションの滑らかさを向上
Glyphインターフェースの改善
- Flip to Glyph時の挙動を「サイレント/バイブ」に選択可能
- Android 16のLive Update通知に対応し、サードパーティアプリとの互換性が向上
カメラ機能も多数強化
- プリセット:人気スタイルを追加
- フィルター:強度調整に対応、独自の“Stretch”スタイルを追加
- モーションフォト:録画時間の延長&音声記録に対応
- 透かし(ウォーターマーク):ブランド系・アート系など新デザインを追加
- UI刷新:より直感的な操作ができるよう改善
今回のアップデートの位置づけ
Nothing OS 4.0は、見た目の変化から日常操作の快適性、カメラやEssential Space関連の機能強化まで、OS全体の体験を底上げする内容となっています。特にAIの使用状況を可視化するダッシュボードや、Playgroundの公開は、Nothing独自のエコシステムをさらに深化させるものと言えます。
Phone (3a)/3a Proユーザーは、順次届くアップデート通知を待つだけで新機能を利用できます。Essential Spaceの最新版配信が段階的な点だけ注意しておくと良いでしょう。

