
本日発売となったNothing Technologyのサブブランド、CMFの最新ミッドレンジモデル、CMF Phone 2 Pro。
海外でのリリースからは数か月遅れての国内発売ですが、その甲斐あってかおサイフ機能に対応するなど、日本仕様となっています。
一方、このCMF Phone 2 ProにはMediatek製のDimensity 7300 Proが搭載されており、このチップセットについてはまだ未知数な部分が多いのも事実。
というわけで、今回はこのCME Phone 2 Proのベンチマーク上の性能が、国内市場でメジャーなXperiaやAQUOSスマートフォンと比べてどの程度なのか、という点を見てみたいと思います。
Dimensity 7300 Pro搭載のCMF Phone 2 Pro、XperiaやAQUOSとのベンチマーク比較
CMF Phone 2 Proのベンチマークスコア:

Geekbench 6.0における、CME Phone 2 Proのベンチマークスコアはシングルコアが1000ポイント前後、マルチコアが2900ポイント前後となっています。
これに近いXperiaやAQUOSスマートフォンのベンチマークスコアというと、Snapdragon 6 Gen 2搭載のXperia 10 VIやSnapdragon 7s Gen 2搭載のAQUOS sense9が該当:


ちなみにAQUOS sense9に搭載のSnapdragon 7s Gen 2はSnapdragon 6 Gen 2と基本アーキテクチャは同じで、若干クロックスピードが違うだけです。そのため、両モデルのスコアもほとんど変わりません。
いずれにしても、今回の比較からCMF Phone 2 Proのベンチマーク上の性能は昨年のXperia 10 VIやAQUOS sense9とほぼ同等とみてよさそうです。