
ソニーモバイルの2025年Xperiaラインナップ。これまでの噂・リーク情報から総合的に判断すると、Xperia 1 VIIとXperia 10 VIIの2機種展開となる可能性がかなり高そうです。
そんな中、Bluetooth SIG上で、未発表Xperiaのものと思われるスマートフォンの「プラットフォーム名」が発見されました。
Bluetooth SIGに未発表Xperiaの名称が登録
Bluetoothの認証機関である「Bluetooth SIG」のデータベース上に、未発表のXperiaとみられる端末のプラットフォーム名が登録されており、その名称は「Elbe(エルベ)」。

製品仕様などの詳細は記載されていませんが、この「Elbe」という名前には興味深い意味があります。エルベはヨーロッパを流れる河川で、主にドイツ国内を流れることで知られています。
Xperia伝統の「川の名前」命名規則から見えるもの
ソニーはこれまでもXperiaシリーズの各モデルにおいて、プラットフォーム名として世界各地の「川の名前」を用いてきました。たとえば、現在のフラッグシップモデル「Xperia 1 VII」には、日本の四万十川にちなんだ「Shimanto」という名称が使われています。
この命名規則は明確で、日本の川の名前はハイエンドモデルに、海外の川の名前はミッドレンジやエントリーモデルに採用される傾向があります。そのため、「Elbe」が新たなミッドレンジモデルのプラットフォーム名である可能性は極めて高いと考えられます。
次期Xperia 10 VIIの可能性が濃厚?
今回発見された「Elbe」が、すでに一部情報が出回っているミッドレンジ端末「Xperia 10 VII」のものである可能性が取り沙汰されています。実際、日本国内向けのモデルとしてFCC(米国連邦通信委員会)の認証を通過した新型Xperiaが確認されており、そのタイミングとも一致します。
もちろん、現時点で「Elbe」がXperia 10 VIIであるという確証はありません。他の未発表Xperiaモデルである可能性も否定できませんが、少なくともハイエンドではないという点は、これまでの命名慣例から見ても推察しやすいと言えるでしょう。