
Android 16ベースの大型アップデートが今夏登場へ
Xiaomiは、同社独自のカスタムOS「HyperOS」の最新版となるHyperOS 3を、2025年7月中にも正式リリースする見通しです。ベースとなるAndroid 16の早期提供を受けて、リリース時期が当初の予想よりも前倒しとなる可能性が高まっています。
HyperOS 3は、パフォーマンスの大幅な向上、直感的なユーザーインターフェースの刷新、さらにAI機能の強化など、Xiaomi製スマートフォンやタブレットの体験を一新する大型アップデートとして注目されています。
対応予定のXiaomi/Redmi/POCOデバイス一覧
今回のアップデートは、Xiaomiグループの主要ブランドであるXiaomi、Redmi、POCO、さらに折りたたみ端末やタブレットまで、幅広い機種に提供される予定です。
以下は、HyperOS 3の提供が予定されている代表的なデバイス群です。
Xiaomiシリーズ
- Xiaomi 15シリーズ(15 / 15 Pro / 15 Ultra / 15T)
- Xiaomi 14シリーズ(14 / 14 Pro / 14 Ultra / 14T)
- Xiaomi 13シリーズ(13 / 13 Pro / 13 Lite / 13T)
- Xiaomi 12シリーズ(一部除外モデルあり)
Redmiシリーズ
- Redmi Note 14 / 13 / 12シリーズ(Note 12S / Turbo / 12T Proなど)
- Redmi 12~14Cシリーズ(13C / 14C 5G含む)
- Redmi Aシリーズ(A3 Pro / A4 5G / A5など)
- Redmi Kシリーズ(K80 / K70 / K60シリーズほか)
- Redmi Turbo 3 / 4 / 4 Pro
POCOシリーズ
- POCO Fシリーズ(F5 / F6 / F7各Pro / Ultra含む)
- POCO Xシリーズ(X6~X7 Pro、Iron Man Edition含む)
- POCO Mシリーズ(M6~M8シリーズ)
- POCO Cシリーズ(C65~C85まで各5Gモデル含む)
折りたたみ&タブレット端末
- MIX Flip / MIX Foldシリーズ
- Xiaomi Pad 6~7シリーズ
- Xiaomi Pad Mini
- Redmi Pad SE / Proシリーズ
HyperOS 3で何が変わる?
Xiaomiは、HyperOS 3を通じて以下のような改善を予定しています:
- システムパフォーマンスの向上:アプリ起動の高速化、リソース管理の最適化、マルチタスク時の安定性向上
- インターフェース刷新:Android 16をベースに、直感的かつ視覚的に美しいデザインへアップデート
- AI機能の強化:ユーザーの行動を学習してよりパーソナライズされた操作体験を提供
- ゲーム&マルチメディアの最適化:Game Turboの強化、タブレットやフォルダブル端末でのUX向上
特に、Xiaomi PadやMIX Foldシリーズといった大画面端末の操作性改善には注目が集まっており、これまでのスマホ中心のHyperOSに比べて、より多様な端末を意識した進化が見て取れます。
世界中のXiaomiユーザーに向けて順次展開予定
HyperOS 3は、2025年中頃の正式発表直後から、順次対応端末へのアップデートが開始される見通しです。これにより、Xiaomi、Redmi、POCOのユーザーは、より統一感のあるソフトウェア体験を手にすることができるようになります。
今後もHyperOS 3に関する詳細や機能レビューなどを随時お伝えしていきますので、気になる方はチェックをお忘れなく。