
OPPOが展開するコストパフォーマンス重視の「Aシリーズ」に、新たに“GT”および“Max”と名付けられたモデルが追加される可能性が浮上しています。著名リーカーDigital Chat Station氏が明らかにした情報によれば、これらの新モデルは中国市場における“千元級”(約1,000元台=2万円前後)での発売が見込まれており、ディスプレイ性能やバッテリー持続力を重視した設計が特徴となるようです。
1.5KディスプレイとSnapdragon 7シリーズ搭載の可能性
今回の情報によると、新たに投入される「GT」と「Max」モデルは、1.5K解像度のLTPSフラットディスプレイを搭載し、SoCにはSnapdragon 7シリーズを採用。これにより、A5やA5 Proよりも一段上の処理性能と表示品質が期待できる構成となっています。

また、50MPのデュアルカメラ構成や、長時間駆動が可能な大容量バッテリーも備えるとされており、単なるマイナーアップデートではなく、ユーザーの用途に応じた明確なポジショニングを狙ったモデルとみられます。
既存モデルA5/A5 Proとの比較
参考までに、現在のAシリーズの代表的なモデルを振り返ってみましょう。
- OPPO A5(2025年3月発売)
価格は1,299元からで、6.7インチのAMOLEDディスプレイ、Snapdragon 6 Gen 1を搭載。6,500mAhの特大バッテリーに45W急速充電対応と、バッテリー重視の設計が光るモデルです。 - OPPO A5 Pro(2024年12月発売)
SoCにMediaTek Dimensity 7300を採用し、6,000mAhバッテリーとIP69等級の高い防水防塵性能が特徴。また、OPPO独自の「スーパーブライト・サンライトスクリーン」と呼ばれる高輝度ディスプレイも搭載されています。発売時価格は1,949元でした。
このようにA5/A5 Proはいずれも大型バッテリーや堅牢性をウリにしたモデルでしたが、新たなGT/Maxモデルはこれらをさらに上回る表示性能や処理能力にフォーカスしていると見られます。
GTはパフォーマンス特化、Maxはバッテリー・画面特化?
名称から推測するに、「GT」はゲームや重めの処理を意識した高パフォーマンスモデル、「Max」はその名の通り大容量バッテリーや広視野ディスプレイといった“最大値”にこだわったモデルになる可能性があります。
発表時期は不明だが、量産体制は整っている模様
今回のリークでは、正式な発表日については触れられていません。ただし、量産モデルであることが示唆されており、公式なアナウンスはそう遠くないタイミングで行われると予想されています。
Aシリーズの新章として注目される「GT」「Max」モデル。特に性能と価格のバランスを重視するユーザーにとっては、発売が待ち遠しいラインアップになりそうです。