Xiaomi、次期フラッグシップ「16 Ultra」で“引き算の美学”を採用──カメラは高品質3眼構成に刷新


カメラ戦争に一石を投じる新戦略

スマートフォンの背面により多くのレンズを搭載することが主流だった近年、その潮流にXiaomiが大きな変化をもたらそうとしています。2025年後半に登場予定のフラッグシップモデル「Xiaomi 16 Ultra」では、従来の4眼構成から、あえて3眼構成への転換が図られる見込みです。

この情報は著名なリーカーであるKartikey Singh氏から得たもので、Xiaomiが数世代にわたって採用してきたクアッドカメラ構成から脱却することを意味しています。


“数より質”へ──Leica監修で徹底強化された3眼構成

単なるカメラの数を減らしたわけではありません。むしろ、16 Ultraでは3つすべてのカメラにフラッグシップ級の高性能センサーが搭載されるとされており、低品質な“おまけ”レンズの時代に終止符を打つアプローチとなります。

これにより、風景撮影の超広角からポートレート、さらには望遠撮影に至るまで、すべての撮影シーンで安定して高い画質が得られることが期待されます。


維持される要素と刷新されるポイント

既存モデル「Xiaomi 15 Ultra」でも採用されていた1インチの大型メインセンサーと200MPのペリスコープ望遠レンズは継続搭載される見通しです。最大の変更点は、従来の超広角+中距離ズームの2眼構成を統合し、1つの多機能かつ高性能なカメラに集約する点です。

現時点ではこの第3のセンサーに関する具体的な仕様は明らかになっていませんが、今後の続報に注目が集まります。


競合他社もすでに動き出している

この“質に振り切る”戦略は、業界全体としても新たな潮流になりつつあります。たとえば、vivoは最新モデル「X200 Ultra」において、4つのレンズではなく3つのハイエンドセンサーで構成されたカメラシステムを導入し、レビューサイトやユーザーから高く評価されています。

Xiaomiもまた、こうした動きを参考にしつつ、独自の方向性を打ち出している可能性が高そうです。


Xiaomi 16 Ultraは“設計思想の再構築”を象徴する一台に?

Xiaomi 16 Ultraは、カメラ構成だけでなく、ディスプレイやバッテリー、SoC(プロセッサ)など、あらゆる面で刷新が行われるとみられており、従来モデルからの正統進化ではなく、コンセプトそのものを見直した「再設計の象徴」となる可能性があります。

ソース

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