ソニーとのコラボも視野に ― Valve、次世代Steam Deckと据え置き型コンソールを開発中か

ゲーム業界では今、Valveの次世代ハードに関する噂が熱を帯びています。これまでにも「Steam Deck 2」の存在が囁かれてきましたが、今回はそれに加え、新たな据え置き型ゲーム機の存在や、ソニーによる静かなサポートが注目されています。


Valve、次世代ハンドヘルドと家庭用コンソールを同時開発中?

この話題の発端は、テック系ポッドキャスト「Broken Silicon」の最新エピソードで語られた内容です。番組内では、Valveが「Steam Deck 2」とされる次世代ポータブルデバイスに加え、据え置き型の家庭用ゲーム機の開発にも取り組んでいる可能性があると報じられました。

両機種には、AMDが現在開発中とされる次世代APU「Zen 6 “Magnus”」が搭載される見込みです。このチップは、次世代のPlayStationやXboxに採用されるとも噂されており、Valveの新ハードにも大きな性能向上が期待されます。


ソニーがSteam Deckを“非公式のPlayStation携帯機”と位置づけ?

今回の話題でさらに注目すべきなのは、ソニーとValveの関係性です。すでに『The Last of Us』などのPlayStationタイトルがSteam Deckで遊べるだけでなく、専用の起動画面アニメーションまで提供されていることからも、ソニーがSteam Deckに対して一定のサポートを行っていることがうかがえます。

これは、ソニーがSteam Deckを競合機と見なしていないことの表れとも言えます。むしろ、自社IPの展開先として活用することで、間接的に自社ゲームのプレイ環境を広げようとしているのかもしれません。


SteamOSがWindows勢を脅かす存在に

Steam Deckの成長とともに、Valve独自のLinuxベースOS「SteamOS」の存在感も高まっています。Windowsを採用する他社製ハンドヘルドと比べて、SteamOSの軽快な動作や最適化されたUIは、ゲーミングユーザーから高く評価されています。

この勢いを活かし、Valveが初の家庭用ゲーム機を市場投入することで、従来のゲーム機市場に新たな競争軸が生まれる可能性があります。


ValveはこれまでもPCゲーム分野で革新を重ねてきましたが、次はポータブルと据え置きの両分野で大きな一手を打とうとしているようです。ソニーとの連携やAMDの最新APU採用の噂も含め、今後の続報に注目が集まります。

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