Galaxy A17、Geekbenchに登場──チップセットは据え置きも、カメラ機能に進化の兆し

Samsungが展開するエントリー向けスマートフォン「Galaxy A」シリーズの次期モデル「Galaxy A17」が、ベンチマークサイト「Geekbench」に登場しました。これにより、搭載されるチップセットやメモリ構成など、一部スペックが明らかになっています。


SoCはExynos 1330を継続、処理性能に大きな変化なし

今回Geekbenchに登録されたのは「SM-A176B」の型番を持つGalaxy A17で、搭載されているのはExynos 1330チップ。これは、2023年に登場した「Galaxy A14」から使われているもので、2024年の「Galaxy A16」に引き続き、3世代目の採用となります。

Exynos 1330は、2.4GHz駆動のCortex-A78×2コア2.0GHz駆動のCortex-A55×6コアを組み合わせた構成で、GPUはMali-G68を搭載。Geekbench 6.4でのスコアはシングルコアが942点、マルチコアが2,137点と記録されており、従来モデルと比べて目立った性能向上は確認されていません。

メモリは6GB RAMを搭載し、Android 15がプレインストールされた状態で登場している点も注目されます。


初のOIS搭載でカメラに期待

プロセッサ周りに大きな進化は見られない一方で、Galaxy A17ではシリーズ初となる光学式手ブレ補正(OIS)を搭載するという情報もあり、カメラ性能の底上げが期待されています。具体的なセンサー構成などはまだ明らかになっていませんが、Aシリーズとしては珍しく撮影性能に力を入れたモデルとなる可能性があります。

なお、前モデルのGalaxy A16は2024年10月に登場しており、A17についてもそれに近い時期での正式発表が見込まれます。

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