
OPPOの最新スマートフォン「K13 Turbo」および「K13 Turbo Pro」が、グローバルおよびインド市場向けとして正式にGoogle Play ConsoleとGeekbenchに登場しました。これにより、両モデルの主要スペックやチップ構成、メモリ構成などが明らかになりました。
Google Play Consoleにて確認されたスペック
今回のリストでは、「K13 Turbo」と「K13 Turbo Pro」が、それぞれ「CPH2761」「CPH2731」の型番で登録されており、これがグローバルおよびインド版であることを示しています。確認されたのは8GB RAM搭載モデルで、両機種ともAndroid 15を搭載し、1280×2800ピクセル解像度、560 DPIのディスプレイを備えています。


処理性能においては、無印のK13 TurboがMediaTekのDimensity 8450を、ProモデルはQualcommのSnapdragon 8s Gen 4を採用。GPUにはそれぞれImmortalis G720(Turbo)とAdreno 825(Pro)が統合されており、価格帯の中でも性能にこだわった構成が見て取れます。
Geekbenchでのベンチマークスコアも公開
両モデルはGeekbenchにも掲載されており、パフォーマンス指標も明らかになりました。
- K13 Turbo(CPH2761)
- シングルコア:1406点
- マルチコア:6007点
- GPU:Mali-G720 MC7

- K13 Turbo Pro(CPH2731)
- シングルコア:2117点
- マルチコア:6649点
- GPU:Adreno 825
- 12GB RAMバージョンも存在

Proモデルは処理性能において優位であり、特に重めのアプリやゲームにも強い構成となっています。
発売時期と価格帯の見通し
以前の情報では、K13 Turboシリーズのインドおよびグローバル市場向けの発売は2025年8月末から9月頃とされており、特に「K13 Turbo Pro」はINR 35,000(約6万円)前後の価格帯に投入される見込みです。
この価格帯は、パフォーマンス重視のミッドレンジ~ハイエンドモデルがひしめく競争の激しいセグメントであり、Snapdragon 8s Gen 4や12GB RAM構成を備えたK13 Turbo Proは、特にゲーム用途などでの高いパフォーマンスを求めるユーザーにとって魅力的な選択肢となりそうです。
今後の正式発表では、カメラ性能やバッテリー容量、充電速度といった詳細情報が公開されると期待されており、ミッドレンジ市場に新たな注目機種として加わることは間違いなさそうです。OPPOがKシリーズでどこまで存在感を示せるか、今後の展開に注目です。