
フラッグシップ3機種に進化した前面カメラ、新型チップセットにも注目
長らく自撮りカメラは3200万画素で据え置かれていたXiaomiのフラッグシップスマートフォンですが、ついに次期モデル「Xiaomi 16」シリーズで大きな進化を遂げるようです。中国の著名リーカー「Digital Chat Station」による最新情報によれば、Xiaomi 16シリーズには5000万画素の高精細なフロントカメラが搭載されるとのことです。

3モデル構成で9月末に中国先行発表予定
Xiaomi 16シリーズは、今年9月末にも中国国内で発表される見通しで、展開されるモデルは以下の3つとみられています。
- Xiaomi 16
- Xiaomi 16 Pro Mini
- Xiaomi 16 Pro
ただし、この5000万画素セルフィーカメラが3モデルすべてに搭載されるかどうかは、現時点では明らかになっていません。
サイズ・機能の違いに注目
「Xiaomi 16 Pro Mini」は、シリーズ中もっともコンパクトなモデルになると見られており、約6.3インチのディスプレイを採用するとのこと。小型ながらも、大型センサーを採用したメインカメラやペリスコープ望遠レンズ、ワイヤレス充電といった上位機能が盛り込まれる予定です。
一方、標準モデルの「Xiaomi 16」は約6.5インチのディスプレイを搭載し、Pro Miniよりもバランスの取れた構成で「より魅力的な選択肢」になるとリーカーは指摘しています。
最上位の「Xiaomi 16 Pro」は、約6.8インチの大画面ディスプレイを備えた大柄なモデルで、最先端の機能をすべて詰め込んだフラッグシップとして登場すると見られています。
Snapdragon 8 Elite 2を世界初搭載へ
さらに注目されているのが、3モデルすべてがSnapdragon 8 Elite 2という次世代チップセットを世界で初めて搭載すると噂されている点です。性能面での大幅な進化が期待されており、特にゲーミングや動画編集といった高負荷処理においてその真価が問われそうです。
来年には「Ultra」と「16S Pro」も登場予定
今回のXiaomi 16シリーズは、来年以降さらにラインアップを拡大し、「Xiaomi 16 Ultra」や「Xiaomi 16S Pro」の追加も計画されていると報じられています。
「Xiaomi 16 Ultra」では、かつての「Mi 11 Ultra」で話題となった背面のセカンドディスプレイが復活する可能性が高いとされており、プレミアムモデルらしい個性が再び注目を集めそうです。
また「Xiaomi 16S Pro」では、同社が開発中の次世代チップ「Xring O2」が搭載されると噂されており、16 Proからのマイナーアップグレードとして展開される見通しです。ただし、「Ultra」にSnapdragon 8 Elite 2が使われるのか、それともXring O2が採用されるのかは、今のところ不明です。