
Xiaomiが今秋の投入を予定している「Xiaomi 15T」シリーズについて、注目の新情報が浮上しています。中でも上位モデルとなる「Xiaomi 15T Pro」は、これまで最上位機種である「Ultra」シリーズに限られていた機能を搭載し、カメラ性能が大きく進化する可能性があるようです。
Xiaomi 15 Proと同等の望遠性能に?
海外リーカーのPaperking13氏によると、Xiaomi 15T Proには新たに強化された望遠カメラが搭載される見込みです。リークされたコード上の記述では、カメラアプリに「0.6倍」「1倍」「2倍」「5倍」の4段階ズームが表示されており、これが実現すれば5倍ロスレスズームおよび最大100倍のデジタルズームに対応することになります。

このスペックは、昨年の「Xiaomi 14T Pro」に搭載されていた3倍望遠レンズを大きく上回るものであり、シリーズとして初のペリスコープレンズ搭載が濃厚です。
Ultraモデル限定機能がTシリーズにも解禁か
これまで、Xiaomiはペリスコープ型の望遠レンズを「Ultra」シリーズ──もしくはごく一部のハイエンド機──のみに搭載してきました。しかし、今年の「Xiaomi 15 Pro」でその路線に変化が見られ、Tシリーズである15T Proにも同様の機能が広がる可能性が出てきました。
この流れが本当であれば、ユーザーはより手の届きやすい価格帯で、これまでフラッグシップ限定だった高倍率ズームを体験できるようになるかもしれません。
オーディオ性能も大幅に向上か
なお、Xiaomi 15Tシリーズでは、Redmi K80 Ultraから受け継いだ高性能なオーディオ機構も搭載されると見られており、音質面でも強化が図られる可能性があります。
発売時期については9月が有力視されており、今後の正式発表に注目が集まります。