サムスンの未発表モデル「Galaxy S25 FE」と思われる端末、Geekbench上に登場 ─ Exynos 2400搭載か


新たな「Fan Edition」が登場間近?

サムスンが今年初めに発表した「Galaxy S25 Edge」に続いて、同シリーズの廉価モデルとされる「Galaxy S25 FE」の存在が現実味を帯びてきました。今回、未発表のサムスン製スマートフォンがベンチマークサイト「Geekbench」に登場し、そのモデル番号「SM-S731U」が注目を集めています。

この型番は、過去の「Galaxy S24 FE(SM-S721U)」と非常に似ており、新たなFan Editionモデルである可能性が高いと見られています。


Exynos 2400搭載の可能性濃厚に

Geekbenchのスコアでは、シングルコア2064、マルチコア6899を記録。CPU構成は、1.96GHzが4コア、2.59GHzが3コア、2.90GHzが2コア、そして3.21GHzが1コアという構成になっており、これに「Xclipse 940」GPUが組み合わさっています。

このGPUは、Exynos 2400チップセットに内蔵されていることが知られており、本端末も同チップを搭載していると見られます。なお、OSはAndroid 16、RAMは8GBモデルであることも確認されています。


MediaTekチップ搭載の噂はどうなる?

これまで、Galaxy S25 FEは前モデルと同様にExynos 2400eを搭載すると噂されていましたが、サムスンが同チップの十分な供給を確保できなかった場合には、MediaTekの「Dimensity 9400」への切り替えも検討されているとの報道もありました。

しかし、今回のGeekbenchスコアからは、少なくとも米国向けモデルと見られる「SM-S731U」ではExynos 2400を採用している可能性が濃厚です。


正式発表は年内か?

Galaxy S25 FEの正式な発表時期については現時点では明らかになっていませんが、年末までに登場するとの見方が有力です。今後の認証情報やティーザー発表に注目が集まりそうです。

これまでのFan Editionシリーズ同様、価格と性能のバランスを重視したモデルとなることが期待されており、ハイエンド機を求める層以外にも広くアピールできる端末となりそうです。

今後も新情報が入り次第、お伝えしていきます。