ソニーのXperiaスマホ、国内でも購入者は「10人に1人未満」に 出荷シェアで完全圏外に

先日、2025年の新型フラッグシップモデル「Xperia 1 VII」を発表したばかりのソニーですが、MM総研の行った調査で、同社のXperiaスマートフォンの売れ行きが国内でもかなり落ち込んでいることが明らかになりました。

Xperiaスマホの出荷シェアは初の5位陥落

2024年度通期のメーカー別総出荷台数シェア1位は安定のiphone。総出荷台数は1539.7万台(前年度比15.1%増)で、シェアは49.6%(0.5ポイント減)と14年連続で1位を獲得しています。

一方、Androidスマートフォン市場での総出荷台数シェア1位はシャープで、2位はグーグル、3位はサムスン電子、4位はFCNT、5位はシャオミという順に。ソニーのXperiaスマートフォンは総合で6位より下、Androidスマホとでも5位陥落ということになります。

2024年のスマートフォン出荷台数シェア

ちなみに昨年の調査ではXperiaはかろうじて5位にランクインしており、Xperiaが圏外になったのは同社の調査ではおそらく初めてのことではないかと思われます。

2023年のスマートフォン出荷台数シェア

Xperiaスマートフォンの購入者は10人に1人もいない計算に

なお、今夏の調査で興味深いのは「上位6メーカーのシェア合計は88.4%で約9割を占める結果となった。」という記述。
シェアが6位より下のメーカーにはOppoや他のマイナーメーカーもあるわけで、ソニーのXperiaはそのうちの一つという事に。つまり、Xperiaはこの11.6%の小さなパイをさらに別メーカーと分けているという事になります。

つまり、具体的に言うと、昨年1年でスマートフォンを買った人のうち、Xperiaを選んだ人は10人に1人もいないという事になります。

出荷シェアの順位がここまで下がったのも驚きですが、日本国内でXperiaを購入するユーザーが1割未満になってしまった、というのは何とも寂しい感じがします。

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