iPhone誕生20周年に向けた「全面ガラスのiPhone」に新情報 ディスプレイは四辺曲面、ポートレス仕様も?

2027年に迎えるiPhone誕生20周年。Appleがその節目に向けて、かつてないほど大胆なデザイン刷新を計画しているとの噂が以前から囁かれてきました。中でも注目を集めているのが、全面ガラス仕様とされる「iPhone 19 Pro」です。

今回、韓国のETNewsが新たに報じたサプライチェーン情報により、この“次世代iPhone”の姿が少しずつ明らかになってきました。

フロントは一枚ガラスのように 「四辺曲面ディスプレイ」を採用か

ETNewsの報道によると、Appleは次期iPhoneのために、Samsung DisplayおよびLG Displayと新型ディスプレイパネルの供給交渉を進めているとのこと。

そのディスプレイは「四辺がすべてカーブしたベゼルレスパネル」になる可能性が高く、正面から見ると1枚のガラス板のように見えるデザインになると伝えられています。

この構想は、Xiaomiが2021年に発表した「ウォーターフォールディスプレイ」搭載のコンセプトモデルにも近い印象を受けます。Xiaomiのモデルは物理ボタンもポートも廃されたデザインでしたが、Appleもいよいよ“完全ポートレスiPhone”に踏み切るのではないかという見方が改めて浮上しています。

インカメラはディスプレイ下に 進化したOLEDチップも搭載か

さらに新情報によれば、「iPhone 19 Pro」では画面下インカメラ(UDカメラ)の搭載も計画されているようです。これにより、ノッチやパンチホールすら存在しない完全なフルスクリーンデザインが実現する可能性があります。

また、搭載されるディスプレイパネルには、現行モデルの28nmプロセスではなく、16nmプロセスを用いたFinFET構造のOLED駆動チップが採用される見込みで、画質・電力効率の面でも大幅な進化が期待されています。

バッテリーにも革命? シリコン系正極の全固体電池を検討か

デザインやディスプレイだけでなく、バッテリー技術にも注目です。今回の報道では、Appleが全固体電池(ソリッドステートバッテリー)を搭載する可能性にも触れられています。

しかも、正極材料にオールシリコンを採用することで、現行モデルを大きく上回るバッテリー持ちを実現する可能性があるとのこと。これが事実であれば、モバイル端末の電源設計にも大きな変革が起こることになりそうです。

革新か、それとも夢物語か

今回の情報が事実であれば、「iPhone 19 Pro」は2017年のiPhone X以来の“真のデザイン刷新”となりそうです。ただし、まだ発表までは2年近くあり、今回の情報もサプライチェーン筋からの初期段階のものであるため、実際の仕様がどこまで反映されるかは未知数です。

とはいえ、Appleが20周年という節目に向けて、何らかの象徴的なモデルを用意してくる可能性は極めて高いと言えるでしょう。今後の続報に注目です。

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