
Xiaomi史上最大バッテリーと高性能冷却機構を備えた注目モデル
Redmiが中国で4月24日に発表を予定している新型スマートフォン「Redmi Turbo 4 Pro」が、複数のベンチマークサイトや公式チャネルを通じて詳細スペックを明らかにし始めています。Snapdragon 8s Gen 4を世界で初めて採用する端末として、すでに多くの注目を集めており、ゲーミング性能やバッテリー容量にも驚くべき進化が見られます。
フラッグシップ級の処理性能を実現
Redmi Turbo 4 Proの心臓部には、Qualcommの最新SoC「Snapdragon 8s Gen 4」が搭載されており、AnTuTuベンチマークでは約240万点という高スコアを記録。これにより、グラフィック負荷の高いRPGタイトルでも120fpsで快適にプレイできることが期待されています。

さらに、Geekbenchにもすでに登録されており、型番「25053RT47C」での記録では、シングルコアスコアが2,127点、マルチコアスコアは6,127点という結果が確認されています。搭載メモリは16GB、OSは最新のAndroid 15がプリインストールされている模様です。
Xiaomi史上最大の7,550mAhバッテリー搭載

バッテリー性能も驚異的です。Redmiによれば、Turbo 4 Proには7,550mAhという超大容量バッテリーが搭載されるとのこと。これまでのXiaomi製スマートフォンの中で最大容量となりますが、本体の厚みはわずか7.98mmに抑えられており、持ちやすさも兼ね備えています。
加えて、最大90Wの急速充電にも対応しており、長時間の使用と高速な充電の両立が図られています。
冷却システムも次世代仕様に
長時間の高負荷処理に対応すべく、Redmi Turbo 4 Proには「デュアルリング式3D氷封冷却システム」が採用されます。これはXiaomiがこれまでに搭載した中で最大規模の冷却機構で、発熱を効率よく抑制することで、ゲーミング中やマルチタスク処理時の安定性を高めています。
ディスプレイとカメラにも注目
ディスプレイには6.83インチのフラットOLEDパネルを採用。解像度は1.5K、リフレッシュレートは120Hzと、映像の滑らかさや発色の美しさにも抜かりがありません。

カメラ構成は、背面に50メガピクセルのOIS(光学手ブレ補正)付きメインカメラと、8メガピクセルの超広角カメラのデュアル仕様。フロントには20メガピクセルのセルフィーカメラを備え、日常使いからクリエイティブな撮影まで幅広く対応します。
ストレージは最大1TBのUFS 4.0が選べるとされており、写真や動画を多く保存するユーザーにも安心の仕様です。
Redmi Turbo 4 Proは、性能・バッテリー・冷却・デザインのすべてにおいて、Redmiが本気で開発したフラッグシップモデルといえる仕上がりです。価格やグローバル展開に関する情報はまだ発表されていませんが、4月24日の正式発表に向けて、さらなる詳細が明らかになることに期待が高まっています。