POCOの次期バジェット・フラッグシップ「POCO F7」の背面デザインを捉えた実機画像がリークされ、正式発表を前に注目が集まっています。今回の情報は、著名リーカーのアビシェク・ヤダブ氏がX(旧Twitter)で共有したもので、ゲーミング志向の意欲的な外観が明らかとなりました。
Qualcommチップが見える?大胆な背面デザイン
公開された画像によると、POCO F7は楕円形のカメラモジュールに2眼構成のイメージセンサーを搭載。その横には「50MP OIS」と刻印されており、光学式手ブレ補正付きのメインカメラが採用されていることがうかがえます。

さらに注目すべきは、背面のデザイン処理です。直線と角を効かせたパネルデザインに加え、Snapdragonチップを視認できる“ウィンドウ”のような透明セクションが設けられているようにも見えます。こうしたディテールからは、POCOがこのモデルをゲーム用途を意識した端末として位置づけていることが読み取れます。
Redmi Turbo 4 Proのリブランドモデルか
POCO F7は、Redmiブランドで中国市場向けに登場した「Redmi Turbo 4 Pro」のグローバルリブランドモデルと見られています。搭載されるチップセットはSnapdragon 8s Gen 4。これは最上位のSnapdragon 8 Eliteシリーズに迫る性能を持ちながらも、価格を抑えたミッドハイ向けSoCであり、高負荷のゲームプレイにも十分対応できるパフォーマンスを誇ります。
スペックもフラッグシップ級
これまでの情報によれば、POCO F7は以下のようなスペックを備えると見られています:
- ディスプレイ:6.83インチ フラットLTPS OLED、1.5K解像度、120Hzリフレッシュレート
- OS:Android 15ベースのHyperOS 2.0
- バッテリー:6,550mAhの大容量バッテリー
- 充電:90W有線急速充電対応
- 防塵防水:IP68 / IP69相当
- その他:赤外線ブラスター搭載
これらのスペックを見る限り、ミドルレンジ価格帯でありながら、フラッグシップに迫る機能性を備えていることが分かります。
グローバル発表は6月中旬か
POCOは本機のグローバル市場向け発表を、6月17日から19日の間に予定しているとされており、インド市場を含めた幅広い展開が期待されます。
ゲームパフォーマンスを重視しつつも、コストパフォーマンスを追求したいユーザーにとって、POCO F7は非常に魅力的な選択肢となるかもしれません。正式な発表とさらなる詳細の公開に注目が集まります。