
ソニーの最新フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VII」が、海外市場で予想を大きく上回る人気を集めているようです。一部では予約注文のキャンセルが発生しているとの報告もありますが、その背景には供給不足ではなく、想定以上の需要が関係している可能性もあります。
想定を大幅に上回る予約実績
今回の情報は、海外の大手スマートフォンメディアGSMArenaが伝えた記事のコメント欄に投稿されたもので、投稿者は「自国最大のオンラインショップに勤務している」と名乗っています。
I work at the biggest online shop in my country and I can confirm Sony 1 vii exceeded pre sales expectations by almost 30-40% . This is the first time since I’m on the field that this happens ( about 8 years )
私は私の国で最大のオンラインショップで働いており、私はソニー1 viiが事前売上予想を30〜40%上回ったことを確認しています。このようなことは、私がこの現場にいて以来初めてのことです(約8年間)。
この証言が事実であれば、Xperia 1 VIIは現在進行形で「売れすぎている」状態にあると言っても過言ではないでしょう。
国内でも一部モデルが入荷待ちに
国内市場においても、SIMフリーモデルの16GB/512GB構成だけでなく、12GB/512GB構成の一部カラーが早くも入荷待ちとなっており、流通在庫の確保が難しい状況が続いています。こうした動きから見ても、今回のモデルがグローバルで幅広く支持されていることがうかがえます。
予想を超える反響はXZシリーズ以来?
今回の予約実績は、過去のXperiaシリーズの中でも異例の数値といえそうです。もちろん、かつてのXperia XZシリーズと単純に比較することはできませんが、投稿者が「8年間で初めて」と語っている点からも、今回の1 VIIが他のモデルとは一線を画す存在感を放っていることは間違いないでしょう。
また、昨年発売された前モデルXperia 1 VIも、ソニーによれば「前世代比で出荷台数が2倍以上」だったとのこと。こうした流れを見ると、Xperiaブランドが着実に復調している兆しと考えることもできそうです。
Xperia復権への布石となるか
Xperia 1 VIIは、これまでのシリーズと比べてもカメラや音響、ディスプレイ性能といった部分にさらなる磨きをかけており、プロユースにも耐える仕様で多くのファンを惹きつけています。
今回の予想を上回る予約状況は、Xperiaが再び市場で存在感を強めていることの証左と言えるかもしれません。今後の販売推移にも注目が集まります。