
2025年4月9日、ソニーはスマートフォン「Xperia 10 V」シリーズにおいて、Android 15へのアップデート後に発生する不具合について公式に発表しました。
現在、対象機種の設定メニュー内に「補聴器設定メニュー」が表示されてしまう事象が確認されており、これは本来非対応であるにもかかわらず、誤って表示されているものです。
対象となるXperiaモデル
- Xperia 10 V SO-52D(NTTドコモ)
- Xperia 10 V Fun Edition SO-52D(NTTドコモ)
- Xperia 10 V SOG11(KDDI)
- Xperia 10 V A302SO(ソフトバンク)
- Xperia 10 V XQ-DC44(SIMフリーモデル)
上記モデルは、補聴器との無線接続規格「Android Streaming for Hearing Aids(ASHA)」には対応していないため、表示されている補聴器設定メニューから設定を試みても、実際には補聴器とのペアリングは行えません。

今後の対応とお願い
ソニーは、誤表示されている補聴器設定メニューを削除するためのソフトウェアアップデートを今後実施予定です。ソフトウェアの配信時期は、機種ごとの通信キャリアによって異なる可能性があるため、詳細は追って公式より案内されます。
ユーザーに対しては、今後提供される最新ソフトウェアへの更新を強く推奨しています。
問い合わせ窓口
本件に関する問い合わせは、以下の「スマートフォン相談窓口」にて対応しています。
- 電話:050-3754-9013(通話料は利用者負担)
営業時間:平日 10:00~18:00、土日祝 10:00~17:00 - チャット:公式サイトよりアクセス
- LINE:LINE経由でも対応可能
※14歳までのユーザーは、保護者と一緒に問い合わせを行ってください。
ソニーは本件に関して「ご不便・ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」とコメントしており、今後の迅速な対応が期待されます。
詳細やアップデートの配信情報については、公式サポートページおよび通信事業者からの案内をご確認ください。