
ソニーの次期ミッドレンジスマートフォン「Xperia 10 VII」に関する画像とスペック情報が新たに登場しました。フラッグシップモデル「Xperia 1 VII」のデザインがすでに有名リーカーによって明らかになっている中で、これが初めての「10」シリーズに関する具体的なリークとなります。
Xperia伝統の縦長ディスプレイを継承か

海外メディア「PhoneBolee」が掲載したレンダリング画像によると、Xperia 10 VIIは従来通りアスペクト比21:9の縦長ディスプレイを採用しているようです。この点は、今年の「Xperia 1 VII」が19.5:9への変更が噂されているのとは対照的です。

また、側面のデザインにも注目です。端末右側には複数の物理ボタンが配置されており、中でも注目すべきは独立したシャッターボタンと思われるキーの存在です。
カメラボタンがついにミッドレンジモデルにも?

Xperiaといえば、物理シャッターボタンが象徴的な機能の一つ。しかしこれまでこのボタンが搭載されていたのは基本的にフラッグシップモデルのみで、ミッドレンジ帯では省かれるのが常でした。

今回のレンダリング画像が本物であれば、ソニーは初めてXperia 10シリーズにもカメラ専用ボタンを搭載することになります。スマホでの写真撮影体験を重視するユーザーにとっては朗報と言えるでしょう。
Snapdragon 6 Gen 4を搭載か

スペック面でも注目すべき情報が出てきました。掲載された仕様によると、Xperia 10 VIIにはクアルコムの最新ミッドレンジ向けチップセット「Snapdragon 6 Gen 4」が搭載されるとのことです。
このチップは性能と電力効率のバランスに優れた第4世代のSnapdragon 6シリーズで、従来モデルと比較しても大きなパフォーマンス向上が期待されます。
過去のリーカー情報とも一致しており、この情報の信ぴょう性は高そうです。
Xperia 10 VIIは”ミッドレンジ”の枠を超えるか?
Xperia 10 VIIは、縦長ディスプレイというXperiaらしさを保ちつつ、物理シャッターボタンや最新チップセットの搭載など、これまで上位機種にしか見られなかった要素を取り入れることで、”ミッドレンジの常識”を打ち破る存在になりそうです。
今後の正式発表やさらなる情報の登場に注目が集まります。