新フラッグシップ「Xiaomi 15S Pro」の存在が確定的に 独自開発チップを初搭載か

中国のスマートフォン大手Xiaomi(シャオミ)が、4月6日に創業15周年を迎えました。この節目を祝うなかで、同社の共同創業者である林斌(Lin Bin)氏がSNS上で、次期フラッグシップモデル「Xiaomi 15S Pro」の存在を初めて公式に認めました。

これまで「Sシリーズ」については長らく沈黙が続いていたこともあり、今回の発言はファンの間で大きな話題となっています。

約3年ぶりの「Sシリーズ」復活、15S Proの正体とは?

「Xiaomi 15S Pro」は、2022年に発売された「Xiaomi 12S」以来、約3年ぶりとなるSシリーズの最新モデルです。現在のところ、公式のビジュアルや詳細スペックは明かされていませんが、リーク情報によると、「Xiaomi 15 Pro」をベースにしたデザインとなっており、2K解像度のクアッドカーブディスプレイや、Leica(ライカ)監修のトリプルカメラが搭載される見込みです。

バッテリー容量は6,000mAhを超えるとも言われており、急速充電は最大90Wに対応する可能性があるとのこと。すでに中国の3C認証機関にも登録されていることから、実機の登場もそう遠くないと考えられています。

独自開発チップを初搭載? Xiaomiの新たな挑戦

さらに注目を集めているのが、Xiaomiが自社開発したプロセッサの搭載です。このSoC(System on Chip)は、TSMCのN4Pプロセスを採用し、8コア構成のトライクラスタ型アーキテクチャを採用していると報じられています。性能面では、Snapdragon 8 Gen 1と同等、あるいは最適化次第でGen 2に迫る可能性もあるとされており、Xiaomiにとって大きなステップとなるでしょう。

これが事実であれば、同社のスマートフォン戦略における“自立化”が一層加速することは間違いありません。

UWB復活の可能性も スマートカー連携を視野に?

さらに、UWB(Ultra Wideband)技術の再搭載も検討されているとの噂があります。これはXiaomi MIX 4以来の復活となり、空間認識技術を活用した近距離通信によって、スマートキーなどの新たな用途が期待されます。

特にXiaomiは自動車分野にも本格的に参入しており、同社の電気自動車「Xiaomi SU7」シリーズとの連携を視野に入れている可能性があります。

発売時期はまもなく?

公式発言こそ控えめだったものの、林斌氏のコメントにより「Xiaomi 15S Pro」の存在が事実上確定したことで、ファンや業界関係者の間では早期発表への期待が高まっています。現時点では詳細なスペックや価格は明らかになっていませんが、今月中にも何らかの動きがあると見られています。

Xiaomiにとって15周年という節目にふさわしい、象徴的なハイエンドモデルになるかもしれません。今後の続報に注目が集まります。

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