ソニーの最新ミッドレンジモデル、Xperia 10 VI。
事前リーク通り、搭載チップセットはSnapdragon 6 Gen 1で「2年ぶり」に順当進化をしました。
一方で、このXperia 10 VIのバッテリー持ち評価に関しては前モデルのXperia 10 Vから大きく「劣化」していることが明らかになりました。
GSMArenaによる「Battery life test results v2.0」に掲載されていたもので、Xperia 10 VIのバッテリー持ちは前世代の10 Vと比べて16:01h→13.56hへと約2割近くも短くなっているのが分かります。
内訳をみると、特にゲームプレイ時(右から2列目)の電池持ち悪化が顕著で、10:15→6:47と3割近いバッテリー持ちに。
Xperia 10 VIのスペックはディスプレイサイズもスクリーン解像度もリフレッシュレート(60Hz)もXperia 10 Vと同じなので、このバッテリー評価の差の要因となりえるのはチップセットの違いくらいです。
SD6Gen1はSD695と比べるとバッテリー効率がいまいちという指摘は散見され、SD6Gen1搭載のAQUOS sense8でも前モデルのsense7と比べると電池持ちが悪い、という評価はちらほらと見かけます。
もちろん、このXperia 10 VIのバッテリー持ちも全体からすれば特に悪い、というわけではありませんが、これまでの10シリーズで受け継がれてきた「バッテリーモンスター」の異名は今回のXperia 10 VIには継承されず、逆にバッテリー持ちが大幅向上した「Xperia 1 VI」の方に受け渡すことになりそうですね。
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