
GeekbenchにXiaomi 15T Proが登場
Xiaomiの次期グローバル向けハイエンドスマートフォン「Xiaomi 15T Pro」とされる端末が、ベンチマークサイト「Geekbench」に登場しました。型番は「2506BPN68G」で、すでにタイのNBTC認証も取得しており、グローバル展開が目前に迫っていることがうかがえます。
シングルコア1057、マルチコア4009のスコアを記録
eekbench 6.4のデータベースによれば、Xiaomi 15T Proはシングルコアで1057点、マルチコアで4009点というスコアを記録しています。

G搭載OSはAndroid 15、メモリは実質約12GB(11.25GB表記)で、プロセッサは4つのパフォーマンスコア(2.85GHz)と4つの高効率コア(2.00GHz)を備えたオクタコア構成。GPUはMali-G610 MC6で、MediaTekのDimensityチップセットを搭載している可能性が高いと見られています。
Redmi K80 Ultraをベースに最適化?
この仕様は、先月中国で発売された「Redmi K80 Ultra」に搭載されているDimensity 9400 Plusと一致しており、Xiaomi 15T Proはこのモデルをベースに、グローバル市場向けに再設計された製品とみられます。具体的には、カメラ構成やバッテリー容量などが変更される可能性があります。
そのほかの仕様と予測されるスペック
さらに、最近のFCC認証情報によると、Xiaomi 15T ProはWi-Fi 7、5G、Bluetooth、NFCに対応し、12GB+256GB、12GB+512GB、12GB+1TBの3つのストレージ構成が存在するようです。OSは最新のHyperOS 2.0を搭載。
バッテリーはRedmi K80 Ultraの7,410mAhよりもやや小型の5,500mAhになると見られ、最大90Wの急速充電に対応。カメラは50MPのOmniVision OVX9100メインセンサー、13MPの超広角、50MPのSamsung JN5望遠、そしてインカメラにはSamsung S5KKDSを採用する可能性があります。
グローバル発表は間近か
今回のGeekbenchスコアとNBTC認証の取得により、Xiaomi 15T Proのグローバル発表が近いことは間違いなさそうです。Dimensityチップを搭載した高性能モデルとして、グローバル市場でも注目を集めそうです。今後の正式発表に期待が高まります。