飛ぶ鳥を落とす勢いのXiaomi。
先日、サムスンを抜き、たとえ一時的とはいえ世界トップのスマホメーカーに上り詰めた、という件をお伝えしました。
日本でも今年はXiaomi Mi 11 Lite 5GやRedmi Note 10 Proなどといった話題性の高い機種を国内メーカーが真似できない低価格で展開。
特にSIMフリー市場では不動の地位を築きつつあります。
そんなシャオミが今度は国内でも新型タブレットを展開することが確実となりました。
先月7月20日付の総務省の技適通過情報から判明したもの。
「M2107K81PC」という型番は少し前にFCC認証なども通過しており、これはシャオミが中国で先日発表した最新タブレット、Xiaomi Pad 5およびXiaomi Mi Pad 5 Pro用のスタイラスペンであることが判明しています。
一方、同社が国内でスタイラスペンだけをリリースするというのはさすがにあり得ません。
よって、Xiaomi Mi Pad 5とXiaomi Mi Pad 5 Pro、もしくはいずれかのタブレットが国内リリースされることは確定、ということになります。
技適情報資料の中に含まれていたXiaomi Mi Pad/Pro用のスタイラスペンの画像↓
Xiaomi Mi Pad 5、Xiaomi Mi Pad 5 Proとは?
Xiaomi Mi Pad 5シリーズは無印のXiaomi Mi Pad 5と上位モデル、Mi Pad Proの2機種展開。
Xiaomi Mi Pad 5/Pad 5 Proのスペック、主な違い、価格
Xiaomi Mi Pad 5に搭載のチップセットはSnapdragon 860。Snapdragon 855のアップグレードチップのアップグレードチップという位置づけで、性能的にはSnapdragon 855とSnapdragon 865の間、XperiaでいうとXperia 1とXperia 1 IIの間といった感じでしょうか。
一方のXiaomi Mi Pad 5 ProにはSnapdragon 870が搭載。
こちらはSD865のアップグレード版で、性能的にはXperia 1 IIとXperia 1 IIIの間といった感じですが、ベンチマークスコアではSD865と大きな違いはないように思えます。
通信周りではMi Pad 5はWiFi版のみですが、Pad 5 Proは5G通信対応モデルがあります。
メモリは無印が6GB (LPDDR4X)、Proは6GB (LPDDR5)ですが、5G版は8GB RAM。
ストレージもWiFi版は両モデル128GBですが、5G版は256GBとなっています。
背面カメラはMi Pad 5は13MPのシングルカメラですが、ProのWiFi版は13MP+5MP、5G版は50MP+5MPという組み合わせです。
なお、バッテリー容量は無印の方が若干多く8720mAh、Proは8600mAhですが、充電速度は無印が33Wなのに対し、Proは67W充電に対応しています。
ディスプレイは両モデルとも11インチ液晶で2560×1600の120Hz駆動、10億色表示やDolby Visionにも対応しています。
またスピーカーは4台搭載されており、Dolby Atmosに対応と結構豪華。
なお、同モデルはまだ中国以外では公式発表されていませんが同国での価格は1999中国元、日本円にすると3.4万円。
これはスペックからすると相当お買い得です。
もちろん、国内価格はこれよりも高くなるとは思いますが、おそらく3万円台後半~4万円台前半におさまるのではないでしょうか。
なお、これはXiaomiとしては国内初のタブレット展開、ということに。
AndroidではGalaxy一強といった感じのタブレット市場ですが、新型コロナによる影響でタブレット需要は大きく再拡大しているとも言われており、そういった意味でその拡大した市場に付け入ることはまだまだ可能だと思います。
ソース:総務省
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