2022年のAndroidスマホ総評価! 前モデルから株を上げた機種・下げた機種

2022年もあとわずか。

買った、買わなかったは別にして、皆さんは今年国内でリリースされたAndroidスマートフォンのラインナップを振り返ってみて、どうでしょうか?

個人的には2022年はSnapdragon 695搭載のミッドレンジ機種が「豊富」だった一方で、他のチップセットを搭載したミッドレンジモデルのバリエーションがかなり少なかったという印象も受けます。

一方、ハイエンドでは前半のSnapdragon 8 Gen1搭載モデルが発熱問題などでイマイチな評価を受け、コレ!といった抜きに出た機種はなかったように思えます。

また、そんな中、自社製チップ搭載では2世代目となるPixel 7シリーズが大きく進化したカメラと発売直後の太っ腹な下取りキャンペーンで一気に存在感を増したという印象も。

一方、当サイトでは今年も「一般ユーザーには他の一般ユーザーの声が一番参考になる」というスタンスの元、価格.comの評価を参照することが多かったように思います。

ただ、同サイトの満足度評価はユーザー層や過去に使っていたモデルなどにも大きく左右されるので、異なるメーカーやシリーズの評価を比較してもいまいち参考にならないことが多いのも事実。

ただ、過去の傾向からして、価格.comのユーザー評価も同シリーズでの世代間の評価の比較というのは結構参考になるように思えます。

というわけで今回はXperiaやAQUOS、GALAXYといったメジャー機種はもちろんのこと、今年リリースされたAndroidスマートフォン各機種の評価を前モデルと比較してみたいと思います。

2022年Androidスマホ、前モデルとの評価比較

2022年版Xperia

  • Xperia 1 III(4.01)→Xperia 1 IV(3.16): -0.85
  • Xperia 5 III(4.04)→Xperia 5 IV(3.65): -0.39
  • Xperia 10 III(2.91)→Xperia 10 IV(3.89): +0.98
  • Xperia Ace II(3.64)→Xperia Ace III(3.90): +0.26

2022年のXperiaはハイエンドとミッドレンジ/エントリーモデルで明暗が分かれています

特に最上位モデルのXperia 1 IVの前モデルから評価ダウンはかなり予想外で、この傾向が数世代に渡って続いているという件は関連記事でもお伝えしたばかり。

一方の、Xperia 10 IVの大幅評価アップに関してはカメラ機能の向上が大きく寄与しているように思えます。

2022年版AQUOS

  • AQUOS R6(2.62)→AQUOS R7(3.49): +0.87
  • AQUOS sense6(3.32)→AQUOS sense7(4.14): +0.82

AQUOSはハイエンド、ミッドレンジともに評価アップ。

R6→R7に関してはR6の評価が酷すぎた、というのも大きいですが、sense6→sense7に関してはこちらもやはりSD690搭載のsense6に比べてsense7では動作が安定し、また、カメラ性能も大きく向上したことが評価アップの主な理由だと思われます。

なお、SD480搭載のAQUOS wishとSD696搭載のwish2は発売時期が近く、別世代モデルと呼べるか微妙なので、ここでは省いていますが評価は3.55→3.69とそれほど大きな違いはありません。

2022年版Galaxy

  • Galaxy S21(4.61)→Galaxy S22(4.55): -0.06
  • Galaxy S21 Ultra(4.72)→Galaxy S22 Ultra(4.71): -0.01
  • Galaxy Z Fold3(4.57)→Galaxy Z Fold4(4.72):+0.15
  • Galaxy Z Flip3(4.55)→Galaxy Z Flip4(4.73):+0.18
  • Galaxy A52 5G(4.31)→Galaxy A53 5G(3.93):-0.38
  • Galaxy A22 5G(3.60)→Galaxy A23 5G(4.47):+0.87

前モデル→最新モデルに限ったことではありませんが、Galaxyのハイエンドモデルの評価は非常に安定しており、いずれの評価も誤差の範囲内といったところ。

ただ、フォルダブルGalaxyについてはいずれも少しではありますが評価を上げており、徐々に完成度がアップしているとも言えそうです。

一方、評価が比較的大きく動いたのがミッドレンジで、A53は前モデルから0.4ポイントほど評価が低下しました。
Galaxy A52 5Gの搭載チップは安定性が高いと言われているSnapdragon 750Gですが、A53はサムスン製の「Exynos 1280」で、ひょっとするとこの辺りが評価の差となっているのかもしれません。

ただ、A22→A23では逆に評価は大きくアップしており、これは大きな謎
というのもA23のチップセットは前モデルから据え置きのDimensity 700で、端末の基本性能自体に大きな進化はないはず。
一方で、メインカメラのセンサーが13MP→50MPにアップグレードされているので、カメラ評価のアップが全体の評価アップに寄与しているのかもしれません。

2022年版Oppoスマホ

  • Oppo Reno5 A(4.18)→Oppo Reno7 A(3.89):-0.29
  • OPPO A55s 5G(4.14)→OPPO A77(3.32):-0.82

Oppo Reno7 Aは前モデルからチップセットが格下げされ、カメラ性能が大きく落ちたという口コミ評価が多く見られたのも事実。やはりこの辺が評価ダウンの原因ではないかと思われます。

OPPO A77に関してはOPPO A55s 5Gを前モデルと位置付けて良いのか分かりませんが、そう見る向きが多いのも事実。
まさかの4Gモデルへのダウングレードでおそらくもっともショッキングなスペック落ち機種かもしれません。

2022年Xiaomi・Redmiスマホ

  • Redmi Note 10 Pro(4.17)→Redmi Note 11 Pro(3.74):-0.43

Oppo Reno7 Aと同じSD695搭載のRedmi Note 11 Pro 5Gですが、こちらもやはり前モデルから評価を下げています
こちらもやはりカメラ性能の劣化が一因ではないかと思われます。

また、残念ながら最新のXiaomi 12T Proについてはまだ評価数が少なく、前モデルのXiaomi 11T Proとの比較はできません。が、ネット上のユーザーの声を拾っている限りでは、前モデルと同程度の高評価となりそうな雰囲気です。

2022年Motorolaスマホ

  • moto g31(4.11)→moto g32(3.71):-0.4

g31はHelio G85搭載、g32はSD680で若干性能は上がっていますが、古いチップセットを使いまわした、というのが良くなかったかもしれませんね。

ただ、今年のモトローラは初のおサイフ+防水防塵対応の日本専売モデル、moto g52jをリリース。
指紋認証センサーの不良で、後半評価を落としましたが、これがなければSD695搭載機種の中でもおそらくトップクラスの評価を得ていたかもしれません。

後継モデルに期待です。

2022年ASUSスマホ

  • ASUS Zenfone 8(3.08)→ASUS Zenfone 9(4.75):+1.67

いずれのモデルも評価は8GBモデルと16GBモデルの平均ですが、なんとZenfoneは昨年の「8」→「9」で評価が1.67ポイントもアップ

確かに今回のZenfone 9はシステム的にも安定感があるようで、ネット上にもネガティブな評価はあまり見られず、小型ハイエンド狙いでXperia 5 IVを買うならZenfone 9の方が良い、といった声もチラほら。

ただ、マーケティングにあまり力を入れていない?のか、話題性が非常に低いのが残念な所です。

いずれにせよ、2022年、最も評価を上げたSnapdragon 8シリーズ搭載のハイエンドモデルということになります。

2022年Googleスマホ

  • Pixel 6(3.78)→Pixel 7(4.33):+0.55
  • Pixel 6 Pro(3.69)→Pixel 7 Pro(4.47):+0.78
  • Pixel 5a(3.95)→Pixel 6a(4.01):+0.06

2023年リリースのPixelは総じて前モデルから評価アップ
特にリリース当初から不具合が多かったPixel 6ですが、Pixel 7シリーズでは大きく満足度が向上しているのがわかります。

なお、この評価にはあまり反映されていませんが、Pixel 6aもカメラ性能の評判はかなり良く、海外で行われた2000万票以上のブラインドテストではPixel 7/7 Proよりも高評価を得るというサプライズもありました。

ブランドごとの総評、という意味では今年一番株を上げたのはこのPixelシリーズのようにも思えます。

なお、今回は2022年モデルでも明確な「前モデル」が存在しない機種や、評価が10件未満のモデルについてはここでは除外しています。

また、一応前モデル・後継モデルとして紹介しているペアも厳密には違うかも?というものも存在するので、その辺はそれぞれの判断にお任せします。

なお、まとめとしては:

  • XperiaやAQUOSなど、国内ブランドのミッドレンジが評価アップ、カメラ性能アップが寄与?
  • Xperiaフラッグシップは「大」「小」ともに評価ダウン
  • Galaxy Sシリーズは安定、フォルダブルは評価小幅アップ
  • 中華勢のミッドレンジはどちらかというと不評、インパクト不足?
  • ハイエンドモデルで最大の成長を見せたのはZenfone 9
  • Pixel 7/7 Proは前モデルから大きく性能が安定、Pixel 6aは低価格が最大の売り?

ソース:価格.com (12/30日時点でのデータを参照)

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