今年もあと10日を切り、皆さん、忙しい師走をお過ごしなのではないでしょうか。
そしてそんな年末、毎年恒例の超有名Youtuberによるスマートフォンのカメラ・ブラインドテストが公開されていました。
「MKBHD」で知られるマルケス・ブラウンリー氏は、ガジェット系情報のYoutuberとしてはおそらく世界トップの知名度で、チャンネル登録者数はなんと1600万人以上となっています。
そんな超有名Youtuberが毎年企画しているその年のカメラ・ブラインドテストは多くのユーザーが注目しており、比較対象となるのは以下の16機種。
国内販売モデルは9モデル
国内展開されている機種としては:
- iPhone 14 Pro
- Nothing Phoen 1
- Pixel 6a
- ROGPhone 6
- iPhone SE
- Pixel 7 Pro
- Galaxy S22 Ultra
- Xperia 1 IV
- Asus Zenfone 9
そして今回はこれら16モデルで「スタンダード」「低光量」「ポートレートモード」の3つのシチュエーションで撮影。
今回はこれらの画像を一般ユーザーに対してランダムに表示(もちろん機種名は見せず)し、独自のアルゴリズムでランキングにしていく、という方式がとられた模様です。
そして今回の総投票数は何と2100万票以上、参加ユーザー数は60万票以上!
日本のちょっとした政令指定都市の選挙並みの規模ですね。
総合トップはあの「廉価版」モデル
そして3つのシチュエーションでの総合ランキングは以下の通り:
なんとPixel 6シリーズの廉価版モデル、Pixel 6aがわずかではありますが最新のPixel 7 Proを上回ってトップ評価を獲得。
ちなみに昨年のコンテストでトップとなったのはPixel 5aなので、2年連続でPixelの廉価版モデルがチャンピオンの座についた、ということになります。
それにしてもこれら16機種の中で最安モデルが最高評価を得る、というのはかなり興味深いですね。
一方、3位以下については上位2機種とかなり大きな差を付けられており、DXOMarkではトップレベルの評価を得ているiPhone 14 Proがかなり低めのランキングとなっているのは意外です。
また、今回の結果は俗にいうカメラの「プロ」による評価と、一般ユーザーによる実用レベルでの評価にいかに大きなずれがあるか、というのが顕著になった例とも言えます。
ちなみに総合トップのPixel 6aのスタンダード、低光量、ポートレートでのそれぞれの順位は:
つまり、Pixel 6aは3つのシチュエーションのいずれでも1位にはなっていませんが、総合的な評価でトップを獲得したということになり、同モデルのカメラは非常にバランスの良い性能とも言えると思います。
ダントツのワースト1はXperia 1 IV
一方、この16機種のうちで最も評価が低かったのはソニーの2022年フラッグシップ、Xperia 1 IV。
しかもブービー賞のMoto Edge 30 30 UltraやミッドレンジのNothin Phoen 1にも結構大きな差を付けられています。
Xperia 1 IVのカメラは確かに色の再現性などへの拘りなど、独自路線を進んでいるので、一般ユーザーの目から見てトップクラスの評価を獲得できる「見栄えの良さ」がないのは分かります。
ただ、それでも今回のXperia 1 IVはベーシックモードで素人が撮影してもそこそこ良い写真が撮れる、とも評価されていました。
それがが、まさかランキング最下位、というのは意外ですね。
ソース:youtube
コメント
クソどうでもいい
ちなみにメインでMotorola使ってる
持ってる機種名だけ書く方がクソどうでもいいのでは…
Pixelのリアルトーン機能いいですよ 各国の顔画像のデータセット使ってるそうで赤みが抑えられる印象です
別にカメラ機能でスマホを選ばないからなぁ
5年ぐらい前のスマホのカメラで普通に満足してるし。
それよりイヤフォンジャックやSDカードスロットが無いと無理なので結局XPERIA一択になっちゃう