
交換品でも発生する接続不良
ソニーの最新フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VII」に関して、Bluetooth接続が不安定だという報告が寄せられています。あるユーザーは、初期不良品から交換した新端末でカーオーディオと接続してSpotifyを利用している際、頻繁に途切れが発生していると投稿しています。交換前の端末では起きなかった現象とのことで、ユーザー自身も「端末固有の不具合ではないか」と戸惑いを見せています。
同様の報告は複数
Bluetoothの途切れに関しては他の利用者からも報告があり、特に音楽再生を開始した直後や途中から再開する際に、数秒間音が飛ぶ現象が繰り返し発生しているとの声が上がっています。さらに、音楽再生中に別のアプリで動画などのメディア再生が始まると、音が数秒消えてしまうケースも確認されているようです。


また、Wi-Fi環境でも不安定さを訴える意見が見られ、5GHz帯の接続時に「パケット詰まり」が起きやすいという報告も散見されます。一部ユーザーはルーター設定でIPv6をブロックすることで改善したと述べていますが、すべての環境で有効な解決策かは不明です。
OSアップデートの影響も?
別の利用者は、同じXperiaシリーズのAndroid 15アップデート後にBluetooth関連の不具合が深刻化しているという外部記事を引用。今回のXperia 1 VIIでも、ソフトウェア側の問題が影響している可能性があると指摘しています。
今後の課題
フラッグシップモデルとして高い完成度が期待されるXperia 1 VIIですが、実際のユーザーからは「Bluetoothの途切れ」や「Wi-Fiの不安定さ」といった実用面での不満が複数挙がっています。ソニー側の公式対応は現時点で確認されていませんが、ソフトウェアアップデートなどでの改善が望まれます。