Pixel 10シリーズ、ついにUFS 4.0採用へ 新型折りたたみモデルで判明

Google、ついに最新ストレージ規格に移行

これまで長らくUFS 3.1を採用し続けていたGoogleが、次期Pixel 10シリーズでようやくUFS 4.0フラッシュストレージに移行する見込みです。
ドイツのメディアWinFutureが報じたところによると、今年発表予定のPixel 10 Pro FoldがUFS 4.0を搭載することが確認されました。これにより、少なくともPixel 10シリーズの「Pro」モデルでは同規格が採用される可能性が高まっています。

遅れていたストレージ世代交代

Pixel 9シリーズまではUFS 3.1を搭載しており、パフォーマンス面での遅れがたびたび指摘されてきました。UFS 4.0は転送速度の大幅な向上に加え、省電力性能も最大46%改善。さらにモジュールがコンパクトになり、バッテリー持ちや端末全体の処理性能向上にも寄与します。
すでに多くのメーカーが数年前から採用しており、最近ではミドルレンジ機でも珍しくない規格だけに、Googleの対応はまさに“遅すぎた決断”といえるでしょう。

ストレージ容量は最大1TB

Pixel 10 Pro Foldのストレージは256GB/512GB/1TBの3種類を展開予定で、いずれもUFS 4.0仕様。microSDカードなどによる拡張はできないため、購入時の容量選びが重要になります。

高性能な折りたたみ仕様

新型Pixel 10 Pro Foldは最新のGoogle Tensor G5プロセッサと16GB LPDDR5Xメモリを搭載。外側に6.4インチOLEDパネル、内側に8インチの折りたたみ式OLEDディスプレイを備え、いずれも最大120Hzのリフレッシュレートに対応します。
バッテリーは5,015mAhで30Wの有線充電と15WのQi2ワイヤレス充電に対応。さらにIP68防水防塵仕様となっています。

カメラ構成も充実

背面カメラは48MPメイン、10.5MP超広角、10.8MP望遠のトリプル構成。OSは最新のAndroid 16を標準搭載します。


Pixelシリーズはこれまで性能面で競合に後れを取る部分がありましたが、UFS 4.0の採用によってストレージ性能と省電力性の両面で大きく改善されることになります。特に折りたたみ型のPixel 10 Pro Foldは、ハード面でもソフト面でもGoogleの本気度が感じられる一台になりそうです。

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