本日Oppoが正式発表をした新型ミッドレンジモデル、Oppo Reno7 A。
一応、Oppo reno5 Aの後継機という位置づけのようですが、チップセットはSD765→SD695と性能的にはほぼ据え置きといった感じになっています。
一方、同じ中国勢のXiaomiは少し前に同じチップセットを搭載したRedmi Note 11 Pro 5Gをリリースしており、同モデルは今回のReno7 Aの主な競合相手となりそうな雰囲気です。
そんな中、Xiaomi Japanがツイッター上でこのReno7 Aを煽る投稿をしていました。
対象の機種名を挙げているわけではありませんが、タイミング的にOppo Reno7 Aを意識してのツイートであることは明らかで、Remi Note 11 Pro 5Gのスペック面での売りをまとめた画像と共に同モデルの「完全勝利」を謳っています。
先日、26日に「フラッグシップキラー」で国内初モデルを発表するXiaomiのサブブランド、POCOがソニーのXperia 1 IVを意識したと思われる煽りツイートをしてちょっとした話題になりました。
が、今度はRedmiブランドでも同じ中国ブランドに喧嘩を吹っ掛けた、といった感じです。
本当にRedmi Note 11 Pro 5G > Oppo Reno7 Aで完全勝利?
では、本当にXiaomiが謳うようにRedmi Note 11 Pro 5GはOppo Reno7 Aに「完勝」なのでしょうか?
まずはスペック比較:
Oppo Reno7 AとRedmi Note 11 Pro 5Gのスペック比較
ディスプレイ | サイズ:6.4インチ 解像度:2,400×1,080(FHD+) 画面比率:20:9 材質:有機EL 最大リフレッシュレート:90Hz 最大タッチサンプリングレート:180Hz 画素密度:411ppi | サイズ:6.67インチ 解像度:2,400×1,080(FHD+) 画面比率:20:9 材質:有機EL 最大リフレッシュレート:120Hz 最大タッチサンプリングレート:360Hz 画素密度:395ppi |
プロセッサ | Snapdragon 695 | Snapdragon 695 |
重量 | 175g | 202g |
サイズ | 159.7×73.4×7.6mm | 164.19×76.1×8.12mm |
OS | ColorOS 12 Android 11ベース | MIUI 13 Android 11ベース |
メモリ | 6GB | 6GB |
ストレージ容量 | 128GB | 128GB |
MicroSD | 対応 | 対応 |
背面カメラ | -48MP(メイン、f/1.7) -8MP(超広角、120°、f/2.2) -2MP(マクロ、4cm、f/2.4) | -108MP(メイン、f/1.9) -8MP(超広角、118°、f/2.2) -2MP(マクロ、f/2.4) |
インカメラ | 16MP(f/2.4) | 16MP(f/2.4) |
生体認証・ロック解除 | 指紋認証:〇 顔認証:〇 | 指紋認証:〇 顔認証:〇 |
防水/防塵 | IP68 | IP53 |
イヤホンジャック | あり | あり |
FeliCa/おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
SIMスロット | デュアルスロット au/UQモバイル/Y1モバイル版はシングル | シングルスロット (Nano SIM) |
eSIM | 対応 | 対応 |
その他機能 | モノラルスピーカー | デュアルスピーカー |
バッテリー容量 | 4,500mAh | 5,000mAh |
充電 | 最大:18W ワイヤレス充電:非対応 | 最大:67W ワイヤレス充電:非対応 |
本体色 | ブラック ブルー | グレー ホワイト ブルー |
Oppo Reno7 Aが勝る点は防水防塵性能とSIMスロット数
スペックをざっと見た感じ、Oppo reno7 AがRedmi Note 11 Pro 5Gよりも明らかに勝っている点、というのはデュアルSIMスロット(SIMフリー版のみ)と防水・防塵がIP68という点のみ。
あとは画面・端末サイズと比例する部分で優劣が付けれないか、あるいは充電周りやスピーカーなどにおいてはRedmi Note 11 Pro 5Gの方が優秀です。
価格の違いは?
Oppo reno7 Aは複数のキャリア、MVNOから、Redmi Note 11 Pro 5Gも公式ストアだけでなく、複数のMVNOで取り扱われているので一概に両者の価格を比較することはできません。
ただ、オープンマーケットでの価格、端末単体での価格を比較すると例えばamazonでは:
Oppo reno7 A:36,800円
Redmi Note 11 Pro 5G:38,800円
両方のモデルを取り扱うMVNOで比べてみると:
amazonでの価格:
Oppo reno7 A:44,800円
Redmi Note 11 Pro 5G:44,800円
両モデルの価格は同じ。
一方、MVNOでIIJmioを例にとってみると:
IIJmioのMNP限定特価:
Oppo reno7 A:19,800円
Redmi Note 11 Pro 5G:22,800円
Oppo Reno7 Aの方が若干安く価格設定がされています。
ただ、これは各MVNOがこれから展開するであろう割引キャンペーンなどによって逆転するケースも多く出てくると思われるので、あくまで「現時点で」しか参考にはならないと思います。
今シーズンはSD695搭載機種が他にもXperia 10 IVやAQUOS sense6s、AQUOS wish2、moto g52jなど複数存在し、まさにSD695戦国時代といった感じ。
特に、XiaomiとOppoは同じ中華勢として国内でポスト・ファーウェイとしての熾烈なシェア争いをしているという印象です。
コメント
MIUIはジェスチャー操作にしてもキーボードが画面下にピッタリ張り付いてるからホーム誤爆が多発する
他社なら片手モードにするとか使い勝手を犠牲にするしようもない対策をしなくても自動でオフセットしてくれるのに
MIUI12ぐらいからジェスチャー操作がプリセットのホームでしか使えなくなってそれを一向に改善しないのも酷い
アップデートで対処したUMIDIGI以下
他にもダークモードをオンにすると非対応アプリが白黒反転表示になるのもね、基本的な動作確認すらしてないのかと
他社をディスる暇があるなら明確に劣ってる箇所を改善してくれ