
最新のXperiaフラッグシップモデル「Xperia 1 VII」に関して、バッテリー関連の不具合が報告されています。とあるユーザーが、端末を就寝前に21%のバッテリー残量で充電器に接続したにもかかわらず、翌朝には完全に放電されていたという事例を共有しています。
就寝中に異常発生、充電されず0%に
このユーザーによると、使用しているXperia 1 VIIは購入から数日しか経っておらず、充電も通常通りUSBケーブルに接続し、充電制限を80%に設定していたとのこと。しかし、朝起きてみると端末は電源が完全に落ちており、再度ケーブルを挿し直すと0%から充電が始まったそうです。
バッテリー使用状況の設定画面には、就寝中に何が起きたかを示す情報は残されておらず、原因は不明。なお、充電器やケーブルに問題は見当たらないとしています。
同様の症状を訴えるユーザーも
この報告に対して、他のXperia 1 VIIユーザーからも「似たような経験をした」「ユニットを交換してもらった」といったコメントが寄せられており、一部ではハードウェア的な問題の可能性も指摘されています。
中にはGoogle Playサービスの挙動に起因するバッテリー異常を経験したユーザーもおり、設定を見直したり一部のサービスを無効にしたことで改善されたケースもあるようです。
また、「実はケーブルや電源アダプタの不具合だった」という事例も複数報告されており、周辺機器の交換で改善する可能性もあるとの意見も出ています。
原因はアプリ?ハード?個体差?意見分かれる
同様の問題を抱える一部ユーザーからは、システムの不具合や特定アプリの暴走、あるいは初期不良の可能性を指摘する声が多く上がっています。一方で、まったく同じ端末を使用していても一切問題が起きていないという声もあり、個体差の可能性も否定できません。
このようなトラブルを受けて、「一度初期化して様子を見るべき」「Google Playサービスを無効化する」「別の充電ケーブルを試してみる」など、具体的な対処法を提示するユーザーも多数見られます。
Xperia 1 VIIは堅牢な設計と高性能が魅力のフラッグシップ機ですが…
Xperia 1 VIIはその高い完成度とデザイン性、そして充実したカメラ性能が評価されている一方で、発売直後から一部でバッテリー関連の不安定さが指摘され始めています。
今回のような完全放電の症例が今後さらに増えるようであれば、ソニーによる調査と対応が求められる可能性もあります。ユーザー側としては、異常が見られた際には早めにサポートに連絡するほか、使用中のアプリやアクセサリを一度見直すのもひとつの手と言えるでしょう。