ソニーの2年前のフラッグシップ、Xperia 1 II。
そして同社の最新ミッドレンジモデル、Xperia 10 IV。
今回、これら2モデルのドコモ版の価格が少し不思議なことになっていることが判明しました。
Xperia 10 IVとXperia 1 IIの価格が逆転!
NTTドコモが先日発表した6月17日から開始となる「オンラインショップおトク割」。
文字通り、この割引キャンペーンではドコモオンラインショップでの購入に限り、ソニーXperia 1 II SO-51Aが1万1000円、そしてサムスンのGalaxy S21 5G SC-51B」が2万2000円の割引となります。
そしてXperia 1 IIの場合、従来の「5G WELCOME割」で最大2万2000円を受けることができ、これらを組み合わせると合計3万3000円の割引。
同モデルの「定価」は90,200円なので、90,200-33,000=57,200円でXperia 1 IIを購入できてしまいます。
一方、ドコモ版のXperia 10 IVより64,152円なので、2年前の機種とは言え、ドコモではフラッグシップのXperia 1 IIの方がミッドレンジのXperia 10 IVよりも7,000円ほど安く買えてしまう、ということになります。
性能ではXperia 1 IIが圧倒的
ちなみにSnapdragon 865は昨年のSnapdragon 888や今年のSnapdragon 8 Gen1のような発熱問題がほとんどない、と言われており、一部ではいまだにこのSD865搭載モデルを好んで購入するユーザーもいる模様。
また、Xperia 1 IIのベンチマーク性能は:
一方、SD695搭載のXperia 10 IVのベンチマーク性能は:
型落ちとはいえ、まだまだXperia 1 IIの性能がXperia 10 IVを圧倒しています。
先日、Xperia 10 IVのドコモ版の一括購入価格の金額で、どういった他機種を購入することができるのか?という記事の中で、Xperia 5のSIMフリー版の購入が可能とお伝えしました。
が、今回のドコモの新たな割引により、5シリーズではなく1シリーズで、しかも1世代新しいモデルが最新とは言え大きく格下のXperia 10 IVより安く買えてしまう、というのはかなり異例ではないないでしょうか。
MNPでドコモ版のXperia 10 IVの購入を検討している、という方は、代わりにこのXperia 1 IIの購入を検討することを強くお勧めします。
ソース:ドコモ
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