Xperia 1 IVの新機能には初の「世界初なし」?全体のスペックは大幅進化か

5月中の正式発表が有力視されているソニーモバイルの次期フラッグシップモデル、仮称「Xperia 1 IV」。

外観的には前モデルのXperia 1 IIIからマイナーチェンジとなることが確実ですが、カメラ仕様については48MP x 3のセンサー搭載など、おそらくXperia 1シリーズで最もメジャーなアップグレードが施されそうな雰囲気です。

しかし今回、このXperia 1 IVのマーケティング資料と目撃したと思われるユーザーより歴代Xperiaの得意技「世界初の機能」に関する興味深い情報が出てきました。

marketing materials shows x1iv has no “world’s first” this time, although the overall specs are significantly upgraded

(Xperia 1 IV用の)マーケティング資料によると、今回のXperia 1 IVに「世界初」の機能は搭載されないようです。ただ、全体のスペックは大幅にアップグレードされます。

ご存知の方も多いと思いますが、過去のXperia 1シリーズでは毎回何らかの「世界初」機能が搭載されており、例えば:

  • Xperia 1: 世界初の瞳AF & 4K有機EL搭載
  • Xperia 1 II: 世界初の最高20コマ/秒のAF/AE追従高速連写
  • Xperia 1 III: 世界初の可変式望遠レンズを搭載

他にも「世界初」があったような気もしますが、ぱっと思い出せるのはこんなところ。

また、何らかの「世界初の機能」はXperia XZシリーズ以前のXperiaのプレミアムフラッグシップでも搭載されてきており、これはある意味同シリーズの伝統なっていました。

が、今回の情報によると、Xperia 1 IVのマーケティング資料を見る限りでは世界初の機能がない、ということになり、これはおそらくXperiaのプレミアムフラッグシップとしては「初の世界初なし」、ではないでしょうか。

ちなみにXperia 1 IVではXperia初のLTPOスクリーンを搭載すると言われており、もしこれが事実であれば、世界初の4KのLTPOということになります。
ただ、LTPO自体は他機種ではすでに2世代前から実装、さらにXperia 1シリーズ以前から何世代にもわたって4Kディスプレイ搭載しているので、わざわざ「世界初」として売りにするようなことでもないように思えます。

ここ最近、スマートフォン全体の進化は鈍化しており、成熟期に入っているとも言われているので、毎回「世界初」を続けるのは難しく、あまり意味のない事になってきているのかもしれません。

それよりも既存の機能のブラッシュアップやアップグレードに重点を置いてほしいと考えるユーザーも多いのかもしれませんね。

ソース:Reddit

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