知らなかった… スマホのストレージの空き容量が少ないと寿命が縮まる!?

徐々に長くなっていると言われているスマートフォンの買い替えサイクル。
現在は3年くらいとも言われていますが、実際にはもっと長く使っている方もよく見かけます。

そんな少しずつ伸びているスマートフォンの使用年数ですが、その寿命にストレージの空き容量が影響する、という興味深い情報がありました。

以下はRedditのXperiaセクションに投稿されていたもの:

要は、少し古めのXperiaを修理に持っていったところ、ストレージの寿命だ、と言われたとのこと。
さらに、ストレージの空き容量がほとんどない状態で使い続けたことが、そのストレージが寿命を早く迎えた原因だとも言われたとのことです。

要は、ストレージ容量の空きが少ない状態で使うとストレージの寿命が縮む、ということ。

私はストレージ空き容量が少ないと、端末のパフォーマンスが落ちるというのは知っていましたが、寿命にまで関係するというのは知りませんでした。

ただこれ、少し調べてみたところ、PCのSSDではよく知られたことの模様。

参照:ELECOM

要は、空いた領域が少ないと、その少ない領域が繰り返し集中的にアクセスされることになり、その部分の劣化が激しくなる、ということ。
一方、空き領域が大きければ大きいほど、書込み/読込みの負荷も分散されるため、その分ストレージの寿命も延びる、ということではないかと思います。

フラッシュストレージを複数のバケツ、データを水に例えると、空きバケツの数が少ないと、水の汲み入れに特定の同じバケツだけを何回も使うことになり、その酷使されるバケツだけの寿命が短くなってしまう、といった感じでしょうか。

これ、おそらくPCなどに詳しい方にとってはこのことは「常識」なのでしょう。
ただ、一般的なスマートフォンのユーザーは知らない、という方も多いのではないでしょうか。
(少なくとも私は知りませんでした!)

なお、あくまでパソコンのSSDの話ですが、ストレージの空き領域は25%程度は確保しておいた方が良い、という情報をいくつか見かけました。
つまり、スマートフォンで128GBのストレージ容量のスマートフォンならば使用するのは100GBくらいまでが良い、ということになります。

ただ、一部では半分程度明けておくのが理想、という情報も見かけたので、空き容量は大きければ大きいほど良い、と言って間違いなさそうです。

なお、今回の情報からすると、同じ容量のデータ、例えば100GBのデータが入っているスマートフォンでも、ストレージ容量が128GBのもの256GBの端末ではフラッシュストレージの劣化速度、つまり寿命に違いがでる、ということに。

一方、スマートフォンでストレージが故障した、という話はまず聞きません。
これはおそらく、ストレージの寿命よりも先にバッテリーが劣化したり、破損、単純にスペック不足など別の理由で買い替えする方が多いからではないかと思います。

ただ、ストレージが寿命で完全に動かなくなることはなくても、ひょっとするとストレージが劣化し寿命が近づくと、動作が重くなったり、といったことは発生するのかもしれませんね。

まだストレージ容量が少なかった古いスマートフォンだと、容量ぎりぎりで使っているという方も結構いる模様。

そんな方で最近スマホの動きが重い、もっさりするといった場合は、データ空き容量の逼迫もそうですが、ストレージの寿命自体も疑った方が良いかもしれませんね。

また、複数のストレージオプションが用意されている機種を購入する場合は単に大容量ストレージは「容器が大きい」ということだけでなく、その「容器の寿命」も長い、ということを考慮した方が良さそうです。

ソース:Reddit

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