電池持ち評価がイマイチなGalaxy S22シリーズだけど…実は前モデルからほとんど変化なし?

ドコモとauの2022年春夏モデルとして発売されたGalaxy S22およびGalaxy S22 Ultra。

すでにだいぶ前に海外でリリース済み、ということもあり、これといったサプライズな不具合などはなく、比較的穏やかなリリースといった感じです。

ただ、このS22シリーズですが、Twitterなどの投稿を見ているとS22、S22 Ultraも「電池消費が速い」、「バッテリー持ちが悪い」といった評価の声が結構目立ちます。

また、こういった声が多いためか、購入を検討しているユーザーにとってもこの部分がネックとなっているケースもある模様。

特にSnapdragon 8 Gen1は前チップセットのSD888よりも発熱がひどく、電力消費量も高いと割れているだけに心配なところです。

一方、OSアップデート直後同様に、どんな機種でも使い始めというのは最適化などが済むまではバッテリー持ちが悪いとも言われています。

問いわけで今回は客観的データを得るため、ベンチマーク上での同モデルのバッテリー持ちをチェックしてみました。

以下はPCMarkの提供するバッテリーベンチマークテスト、「PCMARK FOR ANDROID WORK 3.0 BATTERY LIFE」の測定結果:

Galaxy S21→S22では電池持ちが9時間9分→8時間54分へ若干悪化。
一方、Galaxy S21 Ultra→S22 Ultraでは10時間28分→11時間12分と40分以上バッテリー持ちが向上しています。

Galaxy S22の電力効率はS21より良い?

ちなみにS22シリーズはS22は前モデルからバッテリー容量が4000mAh→3700mAhに減量されています。
それにも関わらず、電池持ちは前モデルとほとんど変わらない、というのはむしろ電力効率はS22の方が良い、ともいえると思います。

いずれにせよ、少なくともベンチマーク上の数値ではGalaxy S22シリーズのバッテリー持ちは前モデルと比較して特に悪化しているわけではない、ということに。

ちなみに、海外ではGSMArenaやphoneArenaといった有名サイトにもそれぞれが独自の方法で計測したGalaxy S22シリーズのバッテリー評価が掲載されていますが、これらのサイト使用しているのはExynos版。

よって、Snapdragon 8 Gen1搭載版の国内向けGalaxy S22シリーズのユーザーにはこのPCMarkのバッテリー持ちベンチマークの方が参考になると思います。

ソース:PCMARK

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