
Infinixが、Noteシリーズの新たな最上位モデル「Note 60 Ultra」を投入する準備を進めているようです。正式発表はまだ行われていませんが、デザインレンダリングと主要スペック情報が明らかになり、その内容からは同社の本気度がうかがえます。
背面にサブディスプレイを搭載した個性的デザイン
今回リークされたレンダリングで最も目を引くのは、カメラアイランド部分に備えられた背面サブディスプレイです。時計表示のようなUIが確認でき、どこかGlyph風の演出を思わせるデザインとなっています。
カメラユニットのレイアウトは、最近のハイエンド機を彷彿とさせる存在感のある仕上がりで、これまでのNoteシリーズとは一線を画す印象です。Noteシリーズはこれまで、幅広いユーザー層に向けたバランス重視のモデルが中心でしたが、Note 60 Ultraではデザイン面でも大きな挑戦が見られます。
144Hz AMOLEDと200MPカメラのハイスペック構成
ディスプレイは6.78インチの1.5K解像度AMOLEDパネルを採用し、リフレッシュレートは最大144Hzに対応するとされています。120Hzが一般化した現在でも、144Hz対応はまだ限られた機種にとどまっており、滑らかな表示体験を重視するユーザーには魅力的な仕様です。2.5Dのカーブデザインも採用される見込みです。
カメラ構成も強力です。メインには200MPセンサーを搭載し、光学式手ブレ補正に対応すると伝えられています。さらに8MPの補助レンズ、そして50MPの第3カメラを組み合わせたトリプルカメラ仕様になるとのことです。フロントカメラは32MPとされ、セルフィー性能にも力が入っています。
画素数だけでなく、実際の画質は画像処理や最適化によって大きく左右されますが、スペック上は写真撮影を重視した一台といえそうです。
Dimensity 8400 Ultimateと7,000mAh大容量バッテリー
プロセッサにはMediaTekのDimensity 8400 Ultimateを採用するとみられ、アッパーミドルクラス相当の性能が期待されています。ゲームやマルチタスク用途でも十分なパフォーマンスを発揮するポジションです。
メモリは12GB RAMを標準とし、ストレージは256GBまたは512GBの構成が用意されると報じられています。
特に注目すべきは7,000mAhという大容量バッテリーです。近年、大容量化の流れが加速していますが、その中でも余裕のある容量といえます。さらに100Wの有線急速充電、50Wのワイヤレス充電に対応し、加えて10Wの有線・ワイヤレス逆充電もサポートするとされています。ミドルレンジ帯でここまで高速なワイヤレス充電に対応する例はまだ多くなく、大きな差別化ポイントになる可能性があります。
Android 16を搭載予定 上位ミドル市場への本格参入か
OSはAndroid 16を初期搭載する見込みです。発売時点で最新バージョンを採用することで、ソフトウェア面の鮮度という点でも優位性を持てる可能性があります。ただし、長期的なアップデート保証がどこまで提供されるかは、今後の評価を左右する重要な要素になりそうです。
これまでのNoteシリーズはコストパフォーマンス重視の印象が強いラインでしたが、Note 60 Ultraは明らかにアッパーミドル市場を意識した仕様です。競争が激化する価格帯に本格参入する意図が感じられます。
価格設定次第では、バッテリー持ちやディスプレイの滑らかさ、カメラ性能を重視するユーザーにとって有力な選択肢となるでしょう。インド市場での発売については現時点で明らかになっていませんが、投入されれば注目を集める存在になりそうです。
最終的な完成度や価格、そして実機レビューがどのような評価を受けるかによって、Infinixの上位ミドル戦略の成否が見えてきそうです。


