Xiaomi/RedmiスマホがMIUI13アプデで動作が重い・カクつく原因は「メモリ増設」かも

シャオミの提供する最新のカスタムOS、MIUI13。
国内でもすでに複数の機種のアップデートが提供されています。

このMIUI13、バッテリー持ちの改善報告など、良くなった点も多い一方で不満の声が多いのが全体の動作について。

具体的にはMIUI13へのアップデート後からアプリの切り替え時やスクロール、タップ反応などで動作がカクつくようになった、もっさりするようになった、重くなったという声が数多く聞かれます。
(Xiaomi Mi 11 Lite 5Gのゲームなどに限って言えば逆に動作が快適になったという報告も多いです)

しかし今回、このMIUI13アプデ後の動作問題に関する対処方法があることが分かりました。

MIUI13アプデ後に動作がもたつく際の対処法

国内外の報告をみていると、MIUI13アップデート後に端末の動作が遅くなる、重くなるといった現象はXiaomi/Redmiで仮想メモリを追加する「メモリの増設」をオンにしていると発生しやすい模様です。

よって、『設定』→『追加設定』→『メモリ増設』→OFFにします。

メモリは多い方が多くのキャッシュをホールドできるので、このメモリの増設はオンにした方が端末の動作はスムーズに動くはず。なのでそれをオフにするというのは逆効果のようにも思えます。

ただ。このメモリ増設はあくまでフラッシュメモリ上に「なんちゃってRAM」領域を作るというもので、フラッシュメモリの書込み・読込み速度は本物のRAMと比べると雲泥の差。

そのため、この仮想メモリ上にキャッシュされたデータの処理はRAM上のものよりもかなり遅くなるはず。

ひょっとするとこの遅い仮想メモリ上での処理が端末全体の動作が重くなったりカクついたりといった現象の原因となっているのかもしれません。

手持ちのXiaomi Mi 11 Lite 5GでもMIUI13アップデート後から複数のアプリと開いたり閉じたりするとだんだんと動作が重くなってくる、という現象が気になっていたのですが、このメモリ増設をオフにしてからは幾分動作が快適になったように感じます。

メモリ増設オフには欠点もあるかも

一方、仮想メモリとはいえ、キャッシュ可能なデータ量が減るということは複数アプリ使用時などにアプリが「裏落ち」しやすくなる、とも言えます(少なくとも理屈上では)

私は今のところ体感でバックグラウンドアプリが落ちやすくなったという感じはしませんが、この点については使い方にもよると思います。

いずれにせよ、メモリ増設をオフにして動作改善が見られなかったり、逆に頻繁なバックグラウンドアプリ落ちなどが増えて不便になるようであれば設定を戻せばよいだけのこと。

お困りの方は一度ダメ元でお試しください。

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