ソニーモバイルの2022年新型Xperiaフラッグシップ、と言えばXperia 1 IVおよびXperia 5 IVの2モデルのリリースは既定路線。
一方、これらフラッグシップに関する情報はまだ少なく、特に信頼性の高い情報は非常に限定的となっています。
そんな中、この未発表次世代Xperiaのリリース時期と搭載チップとの関連性について興味深い情報がWeibo上に投稿されていました。
次期Xperiaモデルのリリースが遅れる理由はソニーがTSMC製のSnapdragon 8 Gen1+を採用するからではなく、Snapdragon 8 Gen1の供給待ちをしているから。
この手の情報はいつも通り、噂程度に受け取っておくことをお勧めしますが、内容としてはなかなか興味深いところ。
ちょっと話がややこしいのですが、まず、クアルコムは以前より、Snapdragon 8 Gen1のアップグレード版、Snapdragon 8 Gen1+で製造をサムスンではなくTSMCに委託すると言われており、この「プラス」チップセットは早ければ第2四半期から供給が始まるともいわれていました。
一方、昨日、韓国系メディア「The Elec」が伝えたところによると、クアルコムが4nmチップセットの製造をサムスンとTSMCで二元化した、という報道がありました。
これは素直に解釈するとSnapdragon 8 Gen1+の話ではなく、現行のSnapdragon 8 Gen1の製造自体も一部がTSMCに移行する予定、あるいはした、という事だと思います。
つまり、TSMC製の最新4nm=Snapdragon 8 Gen1+というわけではないということに。
一方、新型Xperiaフラッグシップにとされるチップセットについてはここ数日、立て続けに気になる噂がでており、その一つがリリースが夏中旬、あるいは秋ごろになるといったリリース遅延説。
また、Xperia 5 IVにはTSMC製のSnapdragon 8 Gen1+が搭載される、という情報も出てきています。
そして、これとは別に新型Xperiaフラッグシップ、特にXperia 1 IVにおいてはサムスン製チップとTSMC製チップが混合採用される、というも情報も。
一方、ソニーが過去にSnapdragon 8シリーズの「プラス」版を採用した例はなく、これについてはかなり違和感が。
しかし、今回の情報が事実だとすると、ある意味すっきりする部分も。
というのも今回のリーク内容からすると、Xperia 1 IVや5 IVに搭載されるチップはTSMC製ではあるものの、Snapdragon 8 Gen1+ではなく、Snapdragon 8 Gen1ということに。
そして、Xperia 1 IVやXperia 5 IVはこのTSMC製チップの供給待ちでリリースが例年よりも遅くなる、ということならば、これまでの噂・リークともある程度整合性が取れるような気はします。
ソース:Weibo
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