サムスンが先日正式発表をしたGalaxy S22シリーズ。
事前予約ではかなり好調な出だしといったいった様子で、少なくともドコモとauがGalaxy S22およびGalaxy S22 Ultraの2モデルを取り扱うことはほぼ確実となっています。
さて、そんなS22シリーズですが、今回、Galaxy S22およびS22+の一部スペックが製品発表当初から変更されていることが分かりました。
Galaxy S22/S22+は10~120Hz可変にあらず
以下はWebアーカイブサイト上に残っていた2月9日、Galaxy S22シリーズ発表直後のプレスリリースページの一部:
この時点ではディスプレイのリフレッシュレートが10-120Hzの可変式と記述されています。
一方、以下は2月12日、現在の記述:
10-120Hzだったものが48-120Hzに変更されており、これは前モデルGalaxy S21やS21+と同じです。
ちなみにGalaxy S22 Ultraについては間違いなく10-120Hz可変対応で、これは前モデルから変わりません。
Galaxy S22/S22+はLTPO非搭載
10Hz〜120Hz可変は従来型のOLEDでは不可能なようで、そのため、今回は無印もPlusモデルもLTPOディスプレイを搭載では?という指摘もありましたが、これは間違いだった、ということに。
これ、おそらくGalaxy S22 Ultraのスペックと混同したことが原因の誤記載で、悪意のあるものではないと思います。
ただ、なにも告知せずこっそり修正するのはいただけません。
実際、S22やS22+も10Hz〜120Hz可変に対応、と紹介しているメディアも結構多いようなので、この点については訂正した旨を公に発表した方が良いと思います。
なお、この10-120Hzは米国サムスンのプレスリリースページではまだ変更されておらず、そのまま表記が残っています。
一方、S22シリーズの日本向け公式ページもすでに公開されていますが、私が見た限りではこちらにはリフレッシュレートに関する記述自体がみあたりません。
追記:
なお、この件ですが、ネット上の意見を見ているとExynos 2100搭載版とSnapdragon 8 Gen1搭載版とでリフレッシュレート対応にも違いがあるのでは?といった指摘や、ソフト的には10Hz対応、ハード的には48Hz対応といった指摘も見られます。
よって、現時点で10Hz-120Hz可変が完全に誤表記だったとは言い切れない部分もあるようです。
ただ、いずれにせよサムスンがグローバル向けのプレスリリースの内容を発表時から変更していることは紛れもない「事実」なので、この点については説明が欲しいところです。
追記:
この件についてサムスンが公式コメントを出していました。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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