シャープのSD690搭載最新ミッドレンジモデル、AQUOS sense6。
同モデルは秋にキャリア及び一部MVNOから4GB+64GBが先行リリースされ、つい先日、6GB+128GBモデルのSIMフリーモデルが発売となりました。
一方、ドモデルの4GB+64GBでは物足りないと感じ6GB+128GB版を待っていた、というユーザーも結構多いという印象です。
となると、メモリとストレージ以外は全く同じモデルですが、両者の性能の違いは気になるところ。
というわけで今回はこのAQUOS sense6の4GB+64GBモデルと6GB+128GBモデルでベンチマーク上での性能にどういった違いがあるのか、という点を調べてみました。
AQUOS sense6、4GBモデルと6GBモデルの性能比較
以下は12月31日までにGeekbenchで見つかっているAQUOS sense6 SH-M19のベンチマークスコア(マルチコア)をまとめたもの。
4GBモデル | 6GBモデル |
1213 | 1691 |
1542 | 1716 |
1612 | 1622 |
1662 | 1674 |
1693 | 1665 |
1421 | 1627 |
1314 | 1538 |
1645 | 1567 |
1664 | 1626 |
1656 | 1645 |
1661 | 1700 |
1725 | 1706 |
1551 | 1560 |
1677 | |
1374 | |
1607 | |
1624 | |
1556 |
平均を取ると4GBモデルは1567、6GBモデルは1641ポイントとなっており、6GBモデルの方が5%ほどスコアは高め。
ただ、この程度ならば誤差の範囲とも言えそうです。
また、両モデルとも高めのスコアでは1700ポイント台を出しており、「最高性能」という点では差はなさそうです。
ただ、興味深いのはスコアのバラつき。
ご覧のように6GBモデルは安定して1500ポイント以上を出しているのに対し、4GBモデルでは1500ポイントを下回るスコアがちらほら。中には1200ポイント台のスコアもあります。
通常、同一機種の場合、RAMサイズでベンチマークスコアに差が出ることはあまりありません。
ただ、これはあくまで8GB vs 12GBといった十分なRAMサイズの話であって、4GB vs 6GBといった「ギリギリ」のレベルだと差が出る場合もありそう。
この違いが実使用での動作にどの程度影響が出るのかは不明ですが、ベンチマークを見る限りでは6GB RAM版にはそれなりのアドバンテージがありそうです。
ソース: Geekbench
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